「本を聴けるらしいけど、どんなときに使えるのか分からない。実際に使っている人からリアルな話を聴きたい。」
本記事では、このような悩みを解決します。
本記事では、Amazonが提供する本の読み放題サービス「オーディブル」のはじめ方から機能・向き不向きなどリアルな情報を解説します。
お気に入りに登録して教科書的に使ってください。
AmazonプライムからAmazon Music、Kindleまで、いまではAmazonサービスがすっかり生活にとけこんでいます。なかでも本記事では、オーディオブック聴き放題サービス「オーディブル」を解説します。
オーディブルって何?という初心者から、もっと便利に使いこなしたいという中~上級者まで、画像を使いながらていねいに説明していますので、ぜひ”本を聴く”新しい体験をしてください。
それではご覧ください。
タップできる目次
オーディブル初心者むけ~基礎知識からはじめ方
まずはオーディブルがどんなサービスかを理解しましょう。
- オーディオブックとは?
- オーディブルはいつからある?
- オーディブルのはじめ方
- オーディブルの解約方法
- オーディブルに向いている?
- オーディブルのコンテンツ
本記事を書いている2022年現在では、オーディオブックという言葉が一般的に知られるようになってきました。でもオーディオブック市場はまだまだ発展途上。
ただし、知らないと使えないわけではないので、とりあえず使ってみたい方は次の章に進んでいただいてもOKです。
オーディブル・オーディオブックってなに?
オーディオブックとは「音声コンテンツ」のこと。そして、オーディブルは音声コンテンツを提供するAmazonのサービスです。
オーディオブックには、小説やビジネス書など書籍本の朗読やポッドキャストとよばれるラジオや特別番組があります。
たとえば、Amazon Music Unlimitedのような音楽配信サービスと音楽データのような関係とイメージするとわかりやすいでしょう。音楽と同じように、オーディブルを使ってオーディオブックを再生し楽しむことができますよ。
オーディブルとオーディオブックのちがいは次の記事で詳しく解説しています。
オーディブルのサービスはどう広まった?
オーディブルのサービスは1995年にアメリカでスタートしました。そして日本でのサービス開始は2015年。
日本で使われ始めたのはわりと最近ですね。
まだまだ生活に溶け込んでいるとは言えません。
サービスが始まってからは、コイン制が導入されたり聴き放題ではない時期もあったりとサービス内容は変わり続けています。
オーディブルの歴史は次の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
オーディブルに申し込もう
オーディブルのプランは、シンプルに1,500円で定額使い放題のひとつだけ。
Amazonアカウントを持っていればすぐに使いはじめられます。
ただし支払いにはクレジットカードが必要です。Amazonポイントや口座振替も使えないので、オーディブルを使いたい方はクレジットカードを作っておきましょう。
なお、オーディブルへの登録方法はつぎの記事で詳しく解説しています。
オーディブルが合わなければ解約も選べる
「オーディブルを使ってみたけど、やっぱり合わないな。」
そんなとき、オーディブルには2つの方法が用意されています。
- 解約
- 休会
「解約」は完全にサービスから退会すること。一度解約すると、もう一度会員登録するまでは聴き放題には戻れません。
ただしオーディブルの解約はPCサイトからしかできませんのでご注意を。
スマホからでも、ブラウザでPCサイトを表示すれば解約操作ができるようになります。
「休会」は一時的にサービスを使わないようにすること。休会のあとはまた聴き放題に戻れます。
きまった期間だけオーディブルを使わないことが分かっているなら「休会」するのがよいでしょう。
あなたはオーディブルに向いている?
オーディブルを1年以上使ってみてわかったのは「オーディブルには向いていない人もいる」こと。
ゆっくり本を読む時間が取れない人、聴く方が理解しやすい人は、オーディブルに向いています。
オーディブルに向いているけど使っていない人は、本を楽しむ機会を逃していますよ。
一方で、活字を読みたい人や自分のペースで読み進めたい人はオーディブルには向いていません。メインは紙の本を読んで、本を読めないシーンではオーディブルを使ってカバーするとよいでしょう。
オーディブルのコンテンツは?
オーディブルに用意されているコンテンツは、本を朗読してくれるオーディオブックが基本。
小説やビジネス本など書店で見かける本はだいたいそろっています。また、英語などの語学学習コンテンツも充実していて、スキマ時間に学びたい方には最適。
オーディブルだけでしか聴けない本も少なくありません。
またオーディブルではポッドキャストも聴けます。
ポッドキャストはインターネット上で音声データを配信する仕組みのこと。ラジオ番組や独自の音声配信チャンネルなど、いろんな音声コンテンツが楽しめます。
次の記事ではオーディブルのコンテンツについて詳しく解説しています。
オーディブルを使うシーン
オーディブルは「本を読みたくても読めない」シーンで使うことをおススメします。
- 通勤、通学での電車の中
- 家事をしながら
- ランニングやウォーキング中
これまで本を読めなかったシーンでも、オーディブルを使えば本を楽しめるようになります。またアプリのドライブモードでは、ドライブ中でも安全に操作できてぜひ使ってほしい機能のひとつ。
オーディブルを使うおススメシーンは次の記事で詳しく解説しています。
オーディブルの機能・使い方
「オーディブルを使ってみたい、機能がよくわからない。」
「イマイチ使いこなせていない。」
と悩んでいる、脱オーディブル初心者をめざす方向けの内容です。
- オーディブルのライブラリで快適にさがす
- オーディブルの目次は必須
- オーディブルでも図表をみる
- しおりを使えば中断してもOK
- 別の端末で同時に再生できる?
- アレクサと連携して声で再生
- バッジ機能で達成感をたのしむ
それぞれ説明します。
オーディブルのライブラリで快適に本をさがす
オーディブルではアプリのライブラリに本を追加して初めて聴けるようになります。
ライブラリはデフォルト表示ではすべての本がずらっと表示されます。そのため、ライブラリに本がたまってくると聴きたい本にたどり着くのがとても大変。
オーディブルのライブラリでは本を整理するための機能が豊富にそろっているので、聴きたい本まで迷うことがありません。
本の再生状態やお気に入り、自分で作ったコレクションで振り分けできます。
ライブラリの種類は次の記事で詳しく解説しています。
オーディブルの目次は必須
目次はオーディブルでは必ず使いたい機能のひとつ。
紙の本ならパラパラめくって聴きたい場所まで簡単にジャンプできます。めくりながら章タイトルや内容も流し読みできるので、どのあたりをめくっているか感覚でわかります。
でもオーディオブックだと、早送り中はどのあたりを飛ばしているかわかりません。流し読みもできないので読みたい場所までジャンプするのもなかなか大変です。
目次を使えば聴きたい章までジャンプできるため、本全体の内容もつかめます。詳しくはつぎの記事でごらんください。
オーディブルで図表をみる
オーディブルでオーディオブックを聴いているときでも、図やイラストを見ることができます。
本を読んでいても、途中で表やイラストがあるとかなり理解しやすくなりますよね。たとえば、ビジネス書なんかを読んでいても、グラフや解説の図があるだけでスッと頭に入ってきます。
オーディブルの「付属資料」を使えば本と同じような図やイラストがスマホでも表示されるため、”図○○のように~”と読み上げられたら使ってください。
ただ手動で画面を切り替えないといけないので、紙の本ほど快適ではありません。
しおりを使えば中断してもOK
オーディブルでは「しおり」を使った場所から読書を再開できます。
たとえば本を読んでいて何回も読みなおすページはありませんか?同じようにオーディオブックを聞いていて”気になるポイント”があったときは、しおりでマークしておけばその場所からいつでも再生できます。
そして1冊のオーディオブックで何個もしおりをマークできるので、ぜひ使いこなしてください。
複数端末で同時再生はできる?
オーディブルのヘルプによると、別の端末で同時にオーディオブックを再生できないと書かれています。
ただ、実際にためしてみると複数端末で同時にオーディオブックを再生できました。スマホでオーディオブックを聴きながら、パソコンやアマゾンエコーで別のオーディオブックを再生できてしまいます。
本来の動きとはちがうのでしょうが、別の端末でもオーディオブックを同時に聴けるのはユーザとしては嬉しいところですね。
オーディブルをアレクサと連携して声で再生する
オーディブルとアレクサを連携すれば、声でオーディオブックを再生できます。
食器を洗っているときや掃除中などは手でスマホを操作できませんよね。でもアレクサを使えば、「アレクサ、~を読んで」と話しかけるだけでオーディオブックを再生してくれてとても便利。
オーディブルとアレクサの連携方法や声かけフレーズはつぎの記事で詳しく解説しています。
オーディブルのバッジで達成感をたのしめる
オーディブルには本を聴くほど達成感を味わえる”バッジ機能”があります。
たとえば1週間で聞いた冊数、連続で聞いた時間など、達成条件にあわせてバッジをゲットできるこの機能。デザインもカラフルでコレクター心をくすぐるものばかり。
バッジ機能はつぎの記事で詳しく解説しています。いろんなバッジ集めを楽しんでみてください。
オーディブルに慣れてきたら~使いこなす
オーディブルになれてきたら、一歩ちがった使い方も試してみて下さい。
- オーディブルと本の使い分け
- オーディブルアプリとブラウザを使い分け
- オーディブルで2回目の無料体験を
ここまでくればオーディオブック上級者ですね。
それぞれ説明していきます。
オーディブルと紙の本を使い分ける
オーディブルを聴いているからといって、紙の本を全然読まないわけではありません。
なぜなら本とオーディオブックでは使うシーンがちがいます。ぼくは普段は紙の本をメインに読んで、紙の本を読めないシーンではオーディブルでカバーすよう使い分けています。
また、ずっと残しておきたい大切な本は紙の本を買って本棚に置いています。
あくまで本を楽しむことが目的なので、シーンによって紙の本とオーディオブックを使い分けましょう。詳しくはつぎの記事をご覧ください。
オーディブルアプリとブラウザを使い分ける
同じオーディブルでも、アプリとブラウザではできることがちがいます。
たとえばスリープタイマーはアプリだけの機能。またオーディオブックの購入、ストリーミング再生はブラウザしかできません。
オーディオブックを聞く方法やシーンでうまく使い分けてください。
詳しくはつぎの記事からどうぞ。
オーディブルの無料体験は2回目も
オーディブルの無料体験ははじめの1回だけと思われがち。でもじつは2回目の無料体験もできるんです。
ただし2回目でも無料体験になるにはクリアする条件があり、残念ながらくわしい条件は公開されていません。
1度オーディブルを退会しても、もう一度使ってみたいと思ったらお得にはじめられるかもしれませんよ。
くわしくは次の記事でご覧ください。
オーディブルを使って分かったこと
オーディブルを何年も使ってみて初めて分かったことがあります。
- オーディブルは料金分の価値がある?
- オーディブルの使いにくい点
- オーディブルでおススメのイヤホン
本章では、実際にぼくがオーディブルを使ってみて感じた上記ポイントをまとめました。
オーディブルは利用料金だけの価値がある?
オーディブルに価値があるかどうかを判断するポイントは読書習慣・利用シーン・利用頻度。
オーディブルの聴き放題プランは月額1500円。
まず1500円を払ってでも本を読みたいと思えるような人。そして本を手に取れないシーンでも本を楽しみたい人にとっては十分価値があるといえます。
結局は価値があるかは使う人によりますので、つぎの記事を参考にあなたにとってオーディブルは価値があるのか判断してみてください。
オーディブルの使いにくい点は?
オーディブルを使い続けていると使いにくい点も見えてきました。
たとえば、タイトルを知らない本はオーディブルでは探しにくいです。またしょっちゅうオーディオブックをダウンロードしていると、スマホ容量が不足するので注意してください。
ほかにもオーディブルの使いにくいポイントは、つぎの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
オーディブルにおススメなイヤホンは?
オーディブルを聴くときには”手元で操作できるイヤホン”がおススメ。
さらにBluetooth接続ならコードがジャマにならないのでベストですね。
なぜならオーディブルでは秒戻しや一時停止をよく使います。オーディオブックの内容を聞き逃したり、聴いている途中で内容を考え込んだりと中断したいシーンが少なくありません。
手元で再生・停止を操作出来れば、「ちょっと待って」と思ったときにすぐ再生を止められますよね。
つぎの詳しく解説していますのでご覧ください。
まとめ:オーディブルで新しい読書体験を
本記事では、オーディブルの疑問をトータルで解説しました。
- オーディブルの基礎知識からはじめ方
- オーディブルの機能と使い方
- オーディブルを使いこなす方法
- オーディブルを使って分かったこと
ぼくはこれまでは通勤中に歩きながら、満員電車で混雑して本を出せないときには本を読めませんでしたが、オーディブルを使いはじめてからは読書の幅がひろがりました。
オーディブルを使うか迷っている、すでに使っている方でも使い方に迷ったら、ぜひ本記事を参考に快適な読書ライフをはじめましょう。
それでは。
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