「Amazon の電子書籍読み放題サービスっていろいろあるよね。」
「何がちがうの？どんなふうに使い分ければいいの？。」
Amazonが提供する読み放題の電子書籍サービスには、「prime reading」「kindle unlimited」「audible」の３つがあります。
ぼくは全てのサービスを使って本を楽しんでいます。
すべて使ってみて分かったのは、それぞれ向いている人や使うシーンがちがうこと。
そこで本記事では、Amazonの電子書籍サービス３つの違いやおススメする人、シーンを紹介します。
これまで考えていなかったシーンでも電子書籍を楽めると気づけますので、ぜひご覧ください。
本記事を書いた人
Amazonの本関連サービスは３種類
Amazonの電子書籍サービスは「kindle」と呼ばれるサービスです。
ほかの商品と同じようにAmazonサイトから本を購入すると、「kindleアプリ」を使って購入した本をスマホやタブレットで読めます。
ただしkindleで本を読むには、１冊ずつ購入しなくてはいけません。
そこで登場したのが定額で本を読み放題できる「prime reading」「kindle unlimited」「audible」のサービスたち。
まずは、それぞれのちがいを見ていきましょう。
オプションで使えるprime reading
prime readingはAmazonプライム会員特典の一つ。
ほかの２つのように独立したサービスではなく、オプション的な位置づけで読み放題できるサービスです。
そのため読み放題で読める本の数は1,200冊以上と少な目。
prime readingは読み放題のお試し版とイメージしてください。
prime readingの登録方法など、詳しくはこちらの記事で紹介しています。
prime readingとはどんなサービスなのか、何ができるのかを解説しています。
定額読み放題のkindle unlimited
kindle unlimitedは月々定額制の読み放題サービス。
prime readingとはちがい独立したサービスで、200万冊以上と大量の本を読み放題できます。
kindle unlimitedはprime readingのグレードアップ版のようなイメージです。
kindle unlimtedの利用料金は月額980円のみで、年額プランはありません。
ただし無料体験期間があるため、とりあえずお試しで使ってみることもできます。
ぼくがkindle unlimitedを選んだ理由、登録方法や登録の注意点を解説しています。
定額で本を『聴き放題』のaudible
audible（オーディブル）は通常の電子書籍とはちがい、本を”聴ける”電子書籍サービス。
プロが本の内容を朗読した音声を再生してくれます。
本を”聴く”という新しい体験です。
audibleのプランは月額1,500円の一つだけですが、kindle unlimitedと同じように無料体験期間があります。
詳しくはこちらの記事からご覧ください。。
Amazonオーディブルへの登録方法とプランの選び方をまとめました。あなたに合った使い方を見つけてください。
Amazon読み放題サービスをおすすめする人
「prime reading」「kindle unlimited」「audible」は特徴があるサービスなので、それぞれ向いている人がちがいます。
prime readingは気軽に使える
prime readingを使いたい場合、Amazon プライム会員なら特別な申込は必要ありません。
そのため、Amazonプライム会員なら手間なく気軽に使えるのが魅力的。
Amazonプライム会員でも、prime reading自体に気づいていない方も多いのではないでしょうか。
どちらかといえば普段はあまり本を読まない人で動画のついでにたまに本も読めればいい、という人向けです。
読み放題の冊数は少ないため、たくさんの本を読みたい方には物足りなく感じるでしょう。
kindle unlimitedでガッツリ本を読む
prime readingでは物足りない人はkindle unlimitedがおススメ。
前の章で書いたように、prime readingとは読み放題できる本の冊数がケタちがい。
prime readingは1,200冊以上、kindle unlimitedは200万冊以上が読み放題です。
そのため普段から本を読む人が、保管場所の節約や持ち運びやすさを求める使い方に向いています。
audibleで本を開けないシーンでも
本を朗読してくれるaudibleのメリットは両手が自由になること。
両手が空けば、手がふさがるシーンでも音楽を聴くのと同じように本を楽しめます。
たとえば家事をやりながら、庭の手入れ中、通勤中、車の運転中、、など、日常でaudibleを活用できるシーンは少なくありません。
日常の中でもAmazonオーディブルを使うのにピッタリなシーンがあります。
とくにバス通勤で読書をしたい方にはaudibleをおススメします。
ぼくは車酔いしやすく、紙の本を読むのはもちろんスマホ画面の電子書籍でも酔ってしまうほど。
そのためバス通勤時は、audibleがとてもありがたい存在になっています。
本を聴けるオーディブルなら、車酔いしやすい方でも車内で本を楽しめます。
解約するには注意点がある
「prime reading」「kindle unlimited」「audible」の解約にあたっては、それぞれ注意点があります。
いざ解約したいときに、
「こんなはずじゃなかった。」
とならないよう、しっかり理解してください。
prime readingの解約方法はない
prime readingを単独で解約することははできません。
というのも、prime readingはAmazonプライム会員特典なので、解約するにはプライム会員本体の退会が必要です。
逆にいえば、
「Amazonプライムは使いたいけど本は読まなくていい。」
という方は何もする必要はありません。
追加料金もかかりませんので、使わない特典は放っておきましょう。
Amazonプライム会員特典であるprime readingだけを解約することはできません。
kindle unlimitedの解約はブラウザから
kindle unlimitedの解約はブラウザからの操作のみ。kindleアプリからはできません。
WebブラウザであればPCでもスマホでも解約操作は行えます。
ただし、kindle unlimitedで本を読むときに使うのは基本的にkindleアプリだけです。
そのため、いざ解約したいときにkindleアプリからは解約メニューが見つからずイライラするかもしれません。
こちらの記事では画面付きで解約方法を解説していますので、確認してください。
audibleの解約はPCサイトのみ
audibleの解約もアプリからはできずブラウザから行います。
ただし、kindle unlimitedとはちがい解約できるのはパソコンのブラウザのみで、スマホページからは解約できません。
PCサイトからしか解約できないのは中々な仕様だと感じますが、じつはスマホからでも解約する方法はあります。
こちらの記事でスマホからでも解約する方法を説明していますので、解約メニューが見つからない方はどうぞご覧ください。
Amazonオーディブル定額聴き放題会員の退会方法と注意点をまとめました。会員登録前に知っておけば安心です。
便利な使い方
ここでは、「prime reading」「kindle unlimited」「audible」の便利な使い方の一部を紹介します。
ネット接続なしでもkindleを
kindle unlimitedはインターネット上の電子書籍データにアクセスして本を読むサービス。
そのためインターネット接続環境がない場所では本を読めません。
ただし「オフライン機能」を使えばネット環境がなくても本を読めます。
さらにオフライン機能では複数端末で本を読めるようになります。
audibleを複数端末で再生
audibleをはじめAmazonのサービスでは、同時に使えるのは基本的に１端末だけ。
でもaudibleで実際に試してみると、複数端末で本を聴くことができました。
こちらの記事で紹介していますのでご覧ください。
オーディブル公式サイトの記載や、実際に複数端末で同時再生してみた動きを解説しています。
audibleは声で再生も
Amazonサービスは、AI音声解析サービスの”アレクサ”と連携できるのも大きな魅力の一つ。
audibleもアレクサと連携すれば声で本を再生できます。
家事中や運転中など手が離せないシーンでも、ストレスなく操作できます。
アレクサとAmazonオーディブルを連携すれば、声でオーディブルの再生や停止を操作できます。
まとめ：使い分けが大事
電子書籍サービスも便利なサービスが次々に登場しています。
本記事で書いたように、「prime reading」「kindle unlimited」「audible」はそれぞれ価格や機能がちがい、向いているユーザは別々。
いろいろと便利な電子書籍サービスですが、必ずしも紙の本が劣っているわけではありません。
書籍とオーディブルのどちらか、ではなくそれぞれの特徴を生かしてどちらも使いましょう。
要は使い分けが大切です。
本サイトの記事を材料に、便利なサービスを上手く使いこなしてください。
それでは。
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