本記事ではこんな悩みを解決します。
どうもこんばんわ。ネロです。
2017年ごろから日本でも急速に広まったAmazon EchoとAlexa(アレクサ)。
「アレクサ、~をかけて!」と言うだけで音楽聴ける便利さは、これまでの生活に無い新しい体験を私たちに提供してくれるようになりました。
でもAmazon Echo/Alexaとは何なのか?どうやって音楽が聴けているのか?を理解して使っている方は少ないんじゃないでしょうか。
Alexaの仕組みを少し知るだけで、Amazon Echoで「アレクサ、~をかけて!」と言うだけではなくいろんな方法で音楽を聴けることが分かります。
本記事ではAlexaで音楽の楽しむいろいろな方法をAmazon Echo/Alexaの仕組みを交えつつ書いていきます。
本記事を読んで自分自身にあったAlexaで音楽を聴く楽しみ方を見つけてください。
それではご覧ください。
本記事を書いた人
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Alexa、Amazon Echoとは何なのか?
まずはAlexa、Amazon Echoとは一体何者なのか、確認しましょう。
Alexa、Amazon Echo一言でこのように表せます。
- Amazon Echo ⇒ AIスピーカ
- Alexa ⇒ 音声解析サービス
Amazon Echoとは「AI(人工知能)を搭載したスピーカ」のことで、内臓マイクで音声を認識し情報の検索や家電の操作を行います。
Alexaとは「Amazonが提供するインターネット上の音声解析サービス」のことで、Amazon Echoから送られた音声内容を解析してくれます。
(※Alexaのサービス名は ”Alexa Voice Service”と言います。 )
AlexaとAmazon Echoの関係を簡単な図にしてみましょう。
図中の番号順に処理が行われます。
①ユーザが「アレクサ!~して」と発話した内容を、
②インターネット上のAlexaサービスが解析して何をするか判断した結果をAmazon Echoに返す。
③Amazon EchoはAlexaから受け取った結果を発話する。
大まかに説明するとAlexa・Amazon Echoはこのような仕組みで動いています。
Amazon Echoの歴代モデルと機能の違い、そして「どれを選べばいいか分からない。」とならないよう目的に応じたおススメモデルを解説しています。
Alexaで音楽サービスの音楽が聴ける仕組み
Amazon EchoからAlexaを使って音楽を再生するにはAmazon Echo + Alexaの他に音楽配信サービスが必要です。
例えばAmazonが提供している音楽配信サービス「Amazon Music」を例に説明しましょう。
前章で書いたようにAlexaは「ユーザがしゃべった音声内容を解析する」のがお仕事で音楽データは持っていません。
そこでAmazon Musicのような音楽配信サービスと連携して音楽を再生します。
音楽再生のイメージを簡単な図で見てみましょう。
①ユーザが「アレクサ!~をかけて」と発話する。
②Alexaはユーザの発話内容を解析し、解析したアーティスト名・曲名で再生するようAmazon Musicに指示を出す。
③Amazon Musicは指示されたアーティスト、曲データを戻す
④Amazon Musicから返ってきた曲データをAmazon Echoが再生する。
このようにAlexaが司令塔となってユーザの発話内容を解析し音楽を再生しています。
音楽を聴くならAmazon Echo+Alexa+Amazon Musicが基本の使い方
Alexaで音楽を聴くための基本的な使い方はAmazon Echoとアレクサ、Amazon Musicを組み合わせる方法。
Amazon Echoに向かって「アレクサ、~を掛けて」を言えばアレクサが音楽を流してくれます。
例えばAlexaにアカウント登録すると、Alexaで使えるフレーズが書かれている「今週のAlexa」というメールが送られてきます。
「今週のAlexa」のフレーズがすべて使えるのはAmazon Musicだけ。
Amazon MusicもいくつかプランがありAmazon Echoとの組み合わせパターンもいくつかあります。
こちらの記事ではAmazon Echoで音楽を聴くための組み合わせパターンを紹介していますのでご覧ください。
またAmazon Echoで音楽を聴くには初期設定が必要です。
こちらの記事で設定手順を画像付きで解説していますのでご覧ください。
Alexa + Amazon Echo + 音楽配信サービスで音楽が聴くための手順を画像を交えて説明しています。
Amazon Echo+Alexa+Amazon Music以外の使い方
ここまでAmazon EchoとAlexaがどんな仕組みで動いて音楽が再生されるかを書きました。
この仕組みを理解しておけばAmazon EchoとAlexa、Amazon Musicの組み合わせ以外にもいろいろな楽しみ方が見えてきます。
逆に言えば仕組みを知らずに言われた通り使うだけだと、それ以上の使い方が分からないため応用が効かず使い道が広がっていきません。
でも本記事でこれまで説明した基本的な部分さえ分かっていれば、後は組み合わせを変えるだけで違う使い方が出来ます。
本章では僕も実践しているAlexaを使ったいろんな楽しみ方を紹介します。
Amazon Music 以外の音楽配信サービスを使う
Amazon EchoはAmazon Music以外の音楽サービスとも連携できます。
前章で紹介した音楽再生のイメージ図の「Amazon Music」部分がいろんな音楽配信サービスに変わると考えてください。
Amazon Musicが他の音楽配信サービスに変わっても基本的な使い方は変わりません。
Alexaと連携できる音楽配信サービスは、spotify、Apple Music、dヒッツ、うたパスなど様々。
それぞれのサービスで特徴があり今後もどんどん出来ることが充実していく事でしょう。
特に2019年6月26日に発表された「AlexaのApple Music対応」はビッグニュースでした。
日本のスマホ市場では圧倒的にiPhoneユーザが多いためApple Music利用者も相当数いるはず。
Apple Musicユーザの中にはAlexa対応で非常に喜んでいる方も多いのではないでしょうか。
ただしAlexaと連携する場合、音楽配信サービスによってAlexaとの相性があるため気を付けましょう。
なおAlexaと音楽配信サービスの連携は「Alexaアプリ」で行います。
Alexaアプリで音楽配信サービスと”アカウントリンク設定”を行うことで、Alexaと音楽配信サービスが互いに情報をやり取りが可能に。
音楽配信サービスを変更する場合は、Alexaアプリを使って別の音楽配信サービスとアカウントリンク設定をします。
スマホでAlexaを使う
Amazon Echoが無くてもAlexaを使ってスマホで音楽を再生できます。
前章の図では省略していましたがアレクササービスを使うにはスマホの「Alexaアプリ」が必須。
Alexaアプリで音楽を再生しスマホのスピーカで聴くこともできます。
Amazon Echoに話しかけるようにAlexaアプリに話しかければ音楽を探し再生してくれます。
後はイヤホンを使う、スマホのスピーカを使うなど通常スマホで音楽を再生するのと同じように聴いてください。
ちなみにAmazon Music Unlimitedを使っている方の場合はAmazon Music アプリが便利。
Alexaアプリと同じように「アレクサ!~」とスマホに向かって言えば曲を流してくれます。
またジャンル指定での検索やおすすめアーティストなどから手動で曲を探しやすくなっており、スマホに向かってしゃべりにくい場面でも手動で曲を探せるので便利です。
Amazon Music アプリは以下のリンクから入手できます。
他のスピーカでAlexaを使う
Amazon Echoが無くてもAlexaを使って他のスピーカで音楽を再生できます。
前の章ではAlexaアプリを使ってスマホで音楽を再生できることを解説しました。
応用してスマホをAmazon Echo以外のスピーカへ接続すれば音楽を再生できます。
スマホとスピーカはBluetoothやAudioケーブルで接続してください。
「既に持っている音質の良いスピーカを使いたい」という方におすすめの方法です。
ただしAmazon Echoのようにスピーカへの発話で音楽再生はできません。
Alexaアプリに発話するかアプリ上で手動で音楽を再生してください。
こちらの記事でAmazon Echoを外部スピーカとして使用する方法を説明しています。
Amazon MusicをBluetooth接続など色んな方法で楽しむ方法を紹介しています。
カーナビでAlexaを使う
車のカーナビでもAlexaを使って音楽を再生できます。
前の項目で紹介した別のスピーカで聴くための構成で、別のスピーカをカーナビへ置き換えて考えてください。
スマホとカーナビはBluetoothやAudioケーブル(AUX端子)で接続します。
ドライブ中でもスマホのAlexaアプリに「アレクサ!~をかけて」と普段と同じように音楽を楽しめます。
ただしスマホのデータ通信容量に注意してください。
Wifi環境が無い状態でインターネット上からスマホへ音楽データを流すためデータ通信が発生します。
定額サービスや上限指定のプランに入っていない方は高額請求にならないよう注意が必要です。
ドライブ中でもスマホの容量を気にせず使うにはレンタルWiFiが便利。
こちらの記事ではぼくが実際に使っているレンタルWiFiサービスを紹介していますのでご覧ください。
Alexaで音楽:Amazon Musicのもっと便利な使い方
AlexaやAmazon Echoと最も相性がいい音楽配信サービスは「Amazon Music」。
ここではAmazon Musicのもっと便利な使い方を紹介します。
Amazon Music のプランによっては複数の端末で同時に再生できます
Amazon Musicがインターネット上から曲を再生できるのは基本的に1台の端末だけ。
同時に複数端末では再生できません。
ただしAmazon Musicプランによっては複数端末で同時再生できます。
また同時に1台の制限時に他の端末で再生した場合は警告ダイアログが表示されます。
こちらの記事では複数端末での同時再生について詳しく解説していますのでご覧ください。
インターネット接続が無い場所でもAmazon Musicを使う
Amazon Musicなどの音楽配信サービスで音楽を聴くにはインターネットに接続されていることが前提。
ただしオフライン再生機能を使えばインターネット接続環境が無い場所でもAmazon Musicで音楽を聴けます。
オフライン再生はインターネット上の曲データをスマホ上にあらかじめダウンロードしておく機能です。
例えば”家でWiFi接続できるときに曲データをスマホにダウンロードして外出時にはダウンロードした曲を再生する”という使い方が可能。
ドライブ中に曲を聴くのに便利です。
こちらの記事ではオフライン再生機能の使い方や注意点を詳しく解説していますのでご覧ください。
Amazon Musicの曲を購入する
Amazon Musicなどの音楽配信サービスはインターネット上の曲データを順次読み込みながら再生する「ストリーミング再生」方式。
あくまで曲データはインターネット上にあるため、次のような制限があります。
- 他の音楽プレーヤーで聴けない
- 他のスマホやパソコンに曲データを移せない
曲データをスマホにダウンロードするオフライン再生でも、ダウンロードしたスマホとAmazon Musicアプリでしか再生できません。
音楽CDから取り込んだ曲データのように自由に移動できるようにするためには曲を購入する必要があります。
こちらの記事で曲を購入する方法を紹介していますのでご覧ください。
購入した曲データ(mp3ファイルなど)は他の端末に移したり、他の音楽プレーヤーで聴いたりできるようになります。
なお購入した曲を再生する音楽アプリは「PowerAmp」がおすすめ。
機能が豊富で使いやすく、細かなカスタマイズも可能でライトユーザーからヘビーユーザまで使える音楽プレーヤーアプリ。
こちらの記事ではPowerAmpの使用感を解説していますので併せてご覧ください。
まとめ:Alexaの使い方はいろいろ
Alexaでは音楽を聴くためのいろいろな楽しみ方が用意されています。
Alexaや音楽配信サービスの仕組みを理解すればもっと幅広い使い方が出来るようになりますよ。
今まで出来なかった新しい方法で音楽を楽しんでみてください。
一番シンプルな構成の「スマホでAlexaを使う」のであれば、スマホに音楽サービスを加えるだけでAlexaを使って音楽を聴けます。
時代はインターネット全盛期、声で音楽を聴ける新しい体験をしてみませんか?
それでは。
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