「実際に自転車通勤をしている人の意見を聞いてみたい。」
自転車通勤を始めてみたいけど自転車選びに迷っている、どんな自転車が良いのか分からない、と悩んでいませんか。
本記事ではそんな悩みを解決します。
ビジネスマンが通勤で自転車を使うためには、いくつかポイントを押さえておくことが重要です。
なぜなら日常とは異なり、
- スーツを着ている
- 革靴を履いている
- ビジネスバッグを持っている
という特殊な状況だから。
本記事ではスーツで通勤を10年以上続けている僕が「ビジネスマンが通勤で使う自転車を選ぶポイント」を紹介します。
ぼくは今の自転車を次の考えで選びました。
「本格的なロードバイクみたいなのはちょっと、、」
「でも適度に機能的でスーツに合うかっこいい自転車が良い」
本記事を読めばビジネス通勤に必要な自転車選びが楽になりますよ。
どうぞご覧ください。
ビジネスマンの自転車に必要なポイント
ビジネスマンに必要な自転車は、スポーツサイクリングや近所のお買いもの利用などの自転車とは条件がちがいます。
- スポーツサイクリングは遠くへ速く走る性能重視 ・・・ ロードバイク、クロスバイク
- 近所のお買いものは近距離移動の実用性重視 ・・・ ママチャリ
それぞれの目的に応じた自転車が用意されています。
ビジネスマンの通勤目的の場合、スポーツサイクリングの性能とママチャリの実用性を兼ね備えてなければなりません。
通勤の場合、数km~10km程度とある程度の距離を毎日通勤するため快適にスムーズに運転できる性能が必要です。
一方でまたスーツやビジネスバッグという仕事スタイルで運転するため実用性も大事。
それでは性能と実用性の具体的なポイントを見ていきましょう。
スーツを汚さないためにタイヤの泥除けは必須です
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツサイクリング用自転車にはほとんど泥除けが付いていません。
速く効率的に走るために余計な装備を外しているからです。
「泥除けなんて無くても大して変わらないんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際タイヤの泥除けが無いとびっくりするくらい泥が飛んできます。
走行中のタイヤはスポークが目に見えないくらい高速回転していますよね。
タイヤについた泥や砂が高速回転のスピードに乗って勢いよく飛ばされます。
「晴れた日は安心!」と思うのもちょっと待ってください。
前日に雨が降ってまだぬかるんでいたり、逆に乾燥して砂が舞っていると晴れていても安心はできません。
これから仕事!という朝に大事なスーツを汚さないよう泥除け付きの自転車をおすすめします。
革靴で漕ぐのに適した滑りにくいぺダル
革靴はスニーカーに比べると靴底にゴムが無くとても滑りやすい履物。
ペダル表面に滑り止めが付いている自転車だと靴がすべらずとても漕ぎやすいです。
革靴でも滑りにくいペダルの自転車を選びましょう。
スーツのすそ巻き込み防止にチェーンカバー
スポーツタイプの自転車にはチェーンカバーが付いていないものも少なくありません。
スーツのすそが巻き込まれないようチェーンカバー付の自転車を選びましょう。
スーツのすそってひらひらしています。
ひらひらしている布は高速で回転しているチェーンに少し触れるだけで簡単に巻き込まれてしまいます。
自転車を運転中にチェーンに巻き込まれてしまうと、汚れるだけでなく布が破れて使えなくなることに。
さらにすそバンドをスーツに巻けば安心です。
変速機能があれば坂道や長距離でも楽
一般的なママチャリだと基本的に変速機能がありません。
自転車に変速機能があると通勤時の快適さが全然違います。
10km程の通勤距離を自転車通勤しているぼくの経験上、変速機能は必須。
10段、20段と高機能な変速機能までは必要ありませんが、せめて5段、さらには7段あるとかなり楽に運転できますよ。
ビジネスバッグが入るかごは欲しいところ
ビジネスマンに鞄は必須アイテムですよね。
最低限、ビジネスバッグが入るかごが付いている自転車を選びましょう。
スポーツタイプの自転車にはまずかごは付いていません。
かごが無くてもリュックであれば問題なく運転できます。
でも「リュックはちょっと・・」という方も多いでしょう。
また帰宅途中に買い物をするときにも、かごがあれば買ったものを入れられます。
ちょっとした物を乗せるのに意外と重宝しますよ。
スーツに合うクールなスタイル
これまでかごやチェーンカバーなど、実用性を重視した内容を書きました。
でもやっぱりカッコイイ自転車には憧れます。
こてこてのママチャリだとスーツを着て運転していても締まりません。
最近では通勤用でもクールなデザインの自転車が多く登場しています。
本格的すぎずちょうど良い機能性を持った自転車を選びましょう
本格的なスポーツタイプのロードバイクやクロスバイクはクールなスタイル・多機能な反面実用性に欠ける面も。
ママチャリだと実用性には優れていますが、かっこいいとは言えないスタイルで機能面では劣る部分もあります。
ビジネスマンが通勤用自転車でターゲットとするのはスポーツタイプとママチャリの良いとこ取りをしたもの
実用的で最低限の機能性を備え、スタイルもクール、そんないいとこ取りをした自転車を選びましょう。
また、毎日、長時間かけて自転車に乗るのであればサドル選びも大切。
こちらの記事ではぼくが使っているサドル「ISM Touring サドル」を紹介しています。
長時間かけて自転車に乗るのであればサドル選びも大切です。
次の章では僕が実際に使っている”いいとこ取りの自転車”を紹介していきます。
実際に通勤に使っている自転車を紹介
ぼくが毎日の通勤に使っている自転車は”サイクルベースあさひ”から発売されている「OFFICE PRESS」。
「OFFICE PRESS」は通勤をターゲットに作られた通勤に特化した自転車。
まさに上の記事で書いたような実用的で最低限の機能性を備え、スタイルもクールを体現しています。
ここでは「OFFICE PRESS」の通勤自転車として選ぶポイントを紹介していきます。
ビジネスバッグが横向きに入るかご
ビジネスバッグが横向きにすっぽり入る十分な容量のかごが前面に付いています。
ママチャリって意外と縦に細長いかごが多いんです。
ビジネスバッグを入れようとすると縦かナナメにしないと入りません。
「OFFICE PRESS」のかごは深さが浅く、上に向かって広がるような構造になっています。
「浅いと物が落ちるんじゃないの?」
と心配になるかもしれませんが実際に使ってみると物が落ちることは全然ありません。
むしろ間口が広い分扱いやすく、それでいて十分にものが入る、そんな絶妙なデザインになっています。
前後タイヤに泥除け
「OFFICE PRESS」には前後のタイヤをすっぽりと覆うように泥除けが付けられています。
少々路面が汚れていてもスーツにダイレクトに汚れが飛ぶことはありません。
スポーツタイプやマウンテンバイクにありがちな、タイヤ上部の一部分だけを覆うような泥除けではありませんので安心して毎日の通勤に使えます。
透明でスタイリッシュなチェーンカバーも装備
スーツの裾を巻き込まないようチェーンカバーが備え付けられています。
しかもチェーンカバーが透明なため全体的に圧迫感が無くすっきりした印象を受けます。
手袋でも滑りにくいグリップ
冬場に自転車に乗る場合手袋は必須ですよね。
「OFFICE PRESS」のグリップは手袋で握っても滑りにくい凹凸のある素材で出来ています。
グリップは体を固定し操縦をする大事な部分。
グリップが安定していると運転していて安心感が違います。
7段変速で長距離でも安心
OFFCIE PRESSには7段変速機が付いていて、坂道や平坦な高速路までカバーできます。
本格クロスバイクやロードバイクのように21段変速までは付いていませんが、通勤に使うには十分すぎます。
スッキリしたクールなデザイン
これまで書いたように実用的な機能を備えている「OFFICE PRESS」ですが、ごちゃごちゃした印象は無くすっきりしたクールなデザインが特徴。
パッと見でクロスバイクのようなスタイリッシュデザインです。
スーツで運転していてもかっこよく乗りこなすことができます。
まとめ
通勤用の自転車選びって意外と難しくてどれが良いか悩んでしまいます。
あまりスポーティーすぎると実用性に欠けて使いにくく、かといって実用性ばかり重要視しても乗っていて楽しくありません。
本記事では長年自転車通勤を続けているぼくが、通勤自転車に必要なポイントを紹介。さらに実際に使っている自転車を紹介しました。
実際に使っているからこそ通勤用としておススめできます。
本記事が通勤自転車選びに悩んでいる方の助けになれば幸いです。
それでは。