「EDにもなりやすくなるって聞くし。何かいい解決方法はないのかな。」
ぼくは片道10kmほどを1時間ほどかけて自転車通勤するようになり10年以上が経ちました。
これだけ長く自転車に乗っているなかで、とくに最近感じていたことが”股下の圧迫感”。
そんなときに見つけたのが「ISM Touring サドル」です。
股下に当たっているサドル先端を無くす、思い切ったデザインにひかれて試したところ大正解。
本記事では、ぼくがISM Touringサドルを探し始めたきっかけや、実際に「ISM Touring サドル」を使って感じたことを書いていきます。
サドル購入後の乗り始めでお尻が安定しないときに何をやって安定させたかも書いていますので、
「お尻が全然安定しないじゃん」
という方はぜひ参考にしてください。
それではどうぞ。
また、本記事の対象読者は、本格的な自転車乗りではなく通勤で使うレベルのユーザです。
タップできる目次
ぼくがサドルを疑いはじめたきっかけとは?
ぼくは10年以上自転車通勤を続けていますが、はじめから圧迫感を感じていたわけではありません。
違和感を感じ始めたきっかけは数ヶ月前のサドル買い替えからです。
これまでは無かった股下の違和感
あるときから股下に違和感を感じるようになりました。
ただし痛みがある訳ではありません。
何というか、押し付けられているような締め付けられているような、何とも言えない感じです。
違和感を感じ始めた時期を考えると、サドルの買い替えが怪しいと気づきます。
サドルを買い替えた時期とかさなる
じつは数ヶ月前にスポーツタイプのサドルに買い替えていました。
買い替え理由は元々付いていたサドルが、長年の使用で破れたからです。
サドルを入れ替えて乗り始めると、細い先端が股下に当たっているのを感じました。
が、しばらく使っていれば慣れるだろうと思っていましたが、あとから思えば違和感を感じ始めた時期も買い替え時期からだったんですよね。
自転車とEDの関係性は?
ちょうど同じころから男性としても元気・そしてスタミナがなくなってきたんです。
加齢のせいもあるでしょうが、ある時期から急に起きはじめたので、
「何か原因があるのでは?」
と考えたところ、自転車に乗った後に股下の圧迫感を感じ始めた時期と同じなんですよね。
これはいけないと、自転車とEDの関係を調べてみると以前からロードレーサーや自転車乗りの世界では言われていたようですね。
ただし医学的にも現時点では関連性はハッキリ分かっていないようです。
こちらのガイドラインのように、関連性が高いという意見も少なくありません。
「陰部動脈と陰部神経のサドルによる圧迫による血流障害と神経障害と考えられている。」
一般人のぼくには医学的な判断をするのはハードルが高すぎますし、本当に効果があるかどうかもわかりません。
とはいえ、少しでも原因の可能性があるなら対策をしておきたいところです。
ISM Touring サドルはまさに理想的
サドルが気になりはじめてから近所の自転車屋さんを探していましたが、中々思うようなサドルを見つけられません。
そんなときインターネットで見つけたISM Touring サドルをゲットしました。
ISM Touring サドルを選んだ理由
本記事の最初にも書いたように、ISM Touring サドルを選んだ理由は思い切ったデザイン。
”股下の圧迫感を感じるなら圧迫部分を取り除けばいい”という潔さにひかれました。
他にも股下部分に穴が開いているサドルなども考えましたが、結局どこかは股下に当たりそうな気がしまして。。
決して安い買い物ではないので、どうせならサドルの先端自体が無いものをと購入を決めました。
ISM Touring サドルが届いた
実際に購入したISM Touring サドルを画像付きで紹介します。
このあと自分の自転車に取り付けます。
取り付けは自転車屋さんにお願いしてもいいんですが、ぼくは自分で取り付けました。
というのも、次に書いているようにISM Touring サドルはお尻にフィットするまでにかなりの微調整が必要です。
自分で取り付けて常に微調整できるようにしておくことをおススメします。
ISM Touring サドルを使いこなすコツ
ISM Touring サドルを使った人のなかには「お尻にフィットしない!」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かにぼくも乗ってすぐは慣れずに安定しませんでした。
でも一度フィットする位置が見つかればめちゃくちゃ快適です。
サドル位置は低めに付ける
ISM Touring サドルのサドル高はこれまで使っていたサドルより低めに付けてみてください。
というのもISM Touring サドルは取り付け金具部分が長い構造で、サドル全体に高さがあります。
普通のサドルと同じ位置につけると高すぎて足が届かなくなります。
乗ってすぐはお尻が安定しない
ISM Touring サドルが安定してくるまでは乗り始めてしばらくかかります。
まあ、普通のサドルとは形が全然違うから当然といえば当然。
ぼくも使い始めて2週間くらいは安定しませんでした。
でも一度フィットすると股下にまったく圧迫感が無いため快適に自転車に乗れます。
ただフィットするまでにはサドル位置の微調整を繰り返しました。
しばらくソケットレンチをカバンに
サドル取り付け後からしばらくは、通勤鞄にソケットレンチを入れて微調整しながら運転していました。
なかなか自分のお尻にフィットする位置が見つけられなかったんです。
自転車を止めた状態で調整してもいざこいでみると「ちょっと違う、、」となるため、運転しては微調整、を繰り返しました。
ぼくの場合、いろいろ試した結果、サドルを少し前傾に、位置を少し後ろ目にずらして完璧にフィット。
もちろんフィットする位置は自転車の形や体格にもよりますので、あなたにフィットする位置を地道に探してください。
なおISM Touring サドルは街乗りや通勤で使う、あまり前傾姿勢にならずに運転する自転車向きです。
ぼくが乗っている自転車は、こちらの記事で紹介しているようにごく普通の通勤用自転車です。
ISM Touring サドルのデメリット
ISM Touring サドルを使ってみると、良いことばかりではありません。
ぼくが実際に使ってみて感じた、普通のサドルと比べたデメリットを紹介します。
雨に濡れた後はおしりがぬれる
雨上がりにISM Touring サドルを使う時には注意してください。
表面は乾いていても、強く押すとサドル内部から雨が染み出してきます。
例えば夜中に雨が降っていて朝は上がっている天気の場合、サドルに座るとお尻が濡れてしまいます。
おそらく普通のサドルに比べて厚みのあるサドルに、たっぷり雨が染み込んでいるのでしょう。
乗る前に一度タオルなどでサドルを押して雨を吸い取れば大丈夫です。
自転車を人に貸せない
乗る前は想像していなかった意外なデメリットが”自転車を人に貸せない”こと。
ISM Touring サドルは特殊な形であるため他の人がちょっと乗ることができません。
また、サドルの高さも変えさせたくないんですよね。
というのも時間をかけて微調整した自分専用のサドル位置をずらしたくないんです。
駐輪場では目立つ
街中や会社の駐輪場ではとても目立ちます。
まあサドル形状に見た目のインパクトがあるため当然ですよね。
ただ乗っている時はお尻でふさがっているので分かりません。
また駐輪場に止めている時には自分はそこにいないため、目立っても特に問題ありません。
まとめ:圧迫感を減らせるのは間違いない
本記事を書いている時点でISM Touring サドルを使いはじめて2ヶ月ほど。
サドルを使い始めた大きな理由の一つだったEDの改善は、はっきりとは断言できません。
ただし股下への圧迫感は確実に減りました。
自転車通勤で圧迫感や痛みに悩んでいる方は試してみて損はないと思います。
快適な自転車ライフを手に入れてください。
それでは。
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