
「ツインギターって何のこと?どんなギターの種類なの?」
本記事ではこのような疑問に答えます。
どうもこんばんは。ネロです。
ギターにあまり詳しくない方は「ツインギター」という言葉の意味が分からずモヤモヤしていることでしょう。
実はこれらの言葉にはハッキリとした定義はなく割とあいまいに使われているんです。
実際にいろいろなサイトや雑誌を見ても使われ方が違っていることも多いです。
本記事では一般的な「ツインギター」の意味と使われ方を紹介します。
本記事を読んでいただきモヤモヤ感をすっきりさせてください。
タップできる目次
ツインギターとはバンドにギターが2人いる構成
「ツインギター」とはバンドの中でギター担当が二人いる構成を指します。
バンド内にギタリストが2人いてギター2本でギターパートを演奏します。
「ツインギター」と聞いて、もしかすると何かが2つ付いているギターの種類に思われたかもしれません。
しかし「ツインギター」とはギターの種類名ではなくギター2本の構成そのものの呼び方です。
ギターが2本あることでギター1本ではできない様々な演奏が可能になる点が大きな魅力です。
しかしギター2本がそれぞれ全く同じフレーズを弾くとせっかく2本ある意味がありません。
そこでギタリスト2人の間で演奏上の役割分担を決める事が多く、役割に応じて「リードギター」や「サイドギター」などの名称で呼ばれます。
ツインギターはそれぞれ役割が違います
ギター2本のツインギター構成でギターパートを演奏する場合に、役割に応じて呼ばれる名前が「リードギター」「サイドギター」です。
それぞれバンド内で果たす役割の違いを説明しますのでご覧ください。
fa-check-circleリードギター
「リード」という名が表すようにリードギターはメインメロディーを演奏し曲全体を引っ張っていきます。
イントロや曲中に何度も繰り返される印象的なフレーズ(ギターリフ)やギターソロを弾き、曲のイメージを決定づけます。
何かの曲を聴いて後にボーカルと並んで印象に残るのはリードギターパートでしょう。
リードギターは派手なギターソロを弾くことが多いため、バンドの中でも非常に目立つ存在です。
リードギターについては以下の記事で詳しく説明しています。言葉の意味や役割を書いていますので併せてご覧ください。
リードギターという言葉の意味、特別なギターが必要なのか?といった良くある疑問を解説しています。
fa-check-circleサイドギター
リードギターとは違いサイドギターは曲のバッキング(伴奏)を担当します。
コード弾きすることが多く、ボーカルの邪魔をしないよう曲全体を包み込むような演奏が必要です。
サイドギターは曲のメロディーを担当するボーカルとメインギターの影に隠れがち。
しかしサイドギターはメインメロディーに後ろから被せるように曲の基本的な印象を決める重要なパートです。
またサイドギターと似た意味で「リズムギター」と言われることも少なくありません。
リズムギターはメロディーを演奏するのではなく曲のリズムを演奏します。
しかしサイドギターもリズムを刻むこともあり「リズムギター」と「サイドギター」にはハッキリとした違いはありません。
どちらもボーカル・リードギターをサポートする役割です。
ツインギター構成のなかに役割分担がある
これまで書いた内容をまとめると以下です。
- ツインギター ⇒ ギターが2人いるバンド構成のこと
- リードギター、サイドギター ⇒ ギター2人の役割分担のこと
つまりツインギターというバンド構成の中に「リードギター」「サイドギター」という役割分担がある、という事です。
決して”「ツインギター」「サイドギター」という種類のギターがある”ということではありませんので憶えておきましょう。
また必ずしも「ツインギター = リードギタ + サイドギター」という訳でもありません。
バンドや曲によっては2人ともリードギターということもあり「ツインリード」と呼ばれます。
なぜギター2本で演奏するのか
わざわざギター2本で演奏する目的は主に、
- 音の厚みを出す
- 演奏のバリエーションを増やす
の2つです。
fa-check-circle音の厚みを出す
ギター1本で演奏するより2本ある方が単純に音が増えます。
その上でギターそれぞれが互いの音が重ならないよう演奏すれば曲全体の音の厚みが増します。
例えばサビでバッキングを弾いた後にギターソロに移る場合を考えてみましょう。
ギター1本だとソロの音はメインギターのみになり、サビの伴奏で聴こえていたバッキングフレーズが聴こえなくなります。
ギターソロに入ると急に曲全体が寂しくなる印象を受けてしまうでしょう。
一方でギターが2本あればリードギターがソロを弾いている間にサイドギターがバッキングを演奏できます。
ギターソロでも曲が寂しくなることはありません。
ギターソロの話はあくまで一例ですが、バッキングやイントロでも2つのギター音が重なることで曲の厚みが増します。
fa-check-circle演奏のバリエーションを増やす
ギター2本を組み合わせることでギター1本より演奏のバリエーションが増やせます。
例えばギター2本でハモりフレーズを弾く、ギター2本が同じ音を弾くユニゾンフレーズ、交互に掛け合いながらソロを弾く、などのバリエーションが考えられます。
こういったフレーズはギター1本ではできません。
ギターが2本あるだけで演奏のバリエーションが一気に増え曲のイメージも変わります。
ギター2本で音の分け方
ツインギターでギタリストが2人いる場合、それぞれのギター音が重ならないようにギタリスト2人で音を分けることが大事です。
せっかくギターが2本あってもどちらも似たような音で同じフレーズを弾いたら何の意味もありません。
そうなると2つの音がごちゃごちゃに混ざり合ってしまい、ギター2本の良さが無くなってしまいます。
ここではギター2本で役割を分ける具体的な方法を紹介します。
fa-check-circle音色で分ける
ギターの2本の音色を分けて演奏する方法。
リードギターは歪み、サイドギターはクリーンという風に音色を分けます。
全く違う音色に分けることでギター2本の音が混ざることなく、リードギターや歌のメロディーが際立ちます。
fa-check-circleフレーズで分ける
ギター2本の演奏フレーズを分ける方法。
リードギターはメロディー、サイドギターはコード中心のバッキングフレーズを演奏します。
この場合リードギターの音量を大きく、サイドギターの音量は小さくすることが多いです。
それぞれのギター音が重ならないようフレーズをきっちり分けましょう。
fa-check-circle音程で分ける
ギター2本が演奏する音程をずらしてハモる方法。
それぞれのギターで演奏する音程をずらしハモりフレーズを弾きます。
メタルバンドのツインギターで多く見られ、ギターソロやイントロで聴けるギター2本のメロディアスなハモりはとても美しいですね。
同じ音量でメロディーを弾くためリードギター・サイドギターという役割は無く、どちらもリードギター『ツインリード』と言われることも多いです。
ツインギターのバンド・アーティストを紹介
プロの世界にはツインギターで活躍しているバンド・アーティストが数多くいます。
そんな数多くのバンドの中から、ここでは主なツインギターアーティストを紹介します。
LUNA SEA
- リードギター:SUGIZO
- サイドギター:INORAN
SUGIZOが歪フレーズや伸びやかなソロサウンドを担当し、INORANがクリーンなバッキングやアルペジオを担当しています。
最近ではINORANも激しい歪を使うことも多いですが、初期LUNA SEAではクリーンサウンドを多用しさまざまなジャンルの曲を聴かせてくれました。
ギター2人の役割分担としてはフレーズを分ける、音程を分けてハモる、もちろんあります。
しかし特にギター2人で歪とクリーンという異なる音色を出し、役割をきっちり分けている印象が強いですね。
GLAY
- リードギター:HISASHI
- サイドギター:TAKURO
HISASHIがイントロやメインのソロを担当し、リーダーのTAKUROがバッキングを担当しています。
とはいえGLAYの場合はリードギター、サイドギターでハッキリ分担しているのではなく、TAKUROも激しいソロを弾いたりギター2人でハモるフレーズを弾くことも。
アコースティックな曲の場合はTAKUROがアコギで雰囲気を固めHISASHIがきれいなソロを乗せることが多いですね。
X Japan
- ギター:HIDE
- ギター:PATA
HIDE & PATAによるツインギターで有名なX Japan。
どちらかがメイン・サイドという事は無くギター2人それぞれがメロディーを弾く「ツインリード」構成です。
イントロやバッキングで見せる掛け合いフレーズや、ギターソロで多く聴けるハモりフレーズの美しいハーモニーはギター好きにはたまりません。
残念ながらもうHIDEのギターを生で聴くことはできませんが、LUNA SEA の SUGIZOが後を引き継いで見事なギターを披露してくれています。
今後もX Japanとして最高のパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
Judas Priest
- ギター:K.K.Downing
- ギター:Glenn Tipton
「メタル・ゴッド」として名高いJudas Priest。
ヘヴィメタルらしく激しく攻撃性の強いサウンドが特徴的ですが、それを支えているのはメタルグレン・ティプトンとK. K. ダウニングのツインリードギターです。
ギターリフやギターソロまで2人のギターが主張し合い緊張感のあるスリリングなサウンドが聴けます。
The Rolling Stones
- リードギター:Keith Richards
- サイドギター:Ronald David Wood
2019年の現在でも活動を続けている伝説的ロックバンド「The Rolling Stones」。
リードギターのキース・リチャーズが有名ですがサイドギターのロン・ウッドとの2人構成です。
The Rolling Stonesの音を作っているキースのギターはメインリフやソロなど要所でインパクトを与え、ロン・ウッドのバッキングが曲全体を支えます。
典型的なリードギター、サイドギター構成と言えるでしょう。
まとめ:ツインギターはかっこいい!
本記事ではツインギター、リードギター・サイドギターの意味と役割について書いていきました。
ギタリストが2人いることで音の厚みが増しツインギターならではの演奏バリエーションが楽しめます。
もちろんギターだけが曲の魅力ではありません。
ボーカル、ドラム、ベース、他のパートそれぞれがあって曲が構成されています。
普段あまり歌以外を聴かないという方も、時には楽器パートに注目して曲を聴いてみると新しい発見があるかもしれませんよ♪
それでは。
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