「家庭持ちでバンドってできるの?」
「忙しいし、練習時間も取れるのか、家族の理解も得られるか不安・・」
どうもこんばんわ。”ネロ”です。
家庭持ちでバンドをやりたいと思っていて、このように悩んでなかなか一歩を踏み出せない方もいるんじゃないでしょうか。
いくつかのポイントに気を付ければ、家庭があっても気持ちよくバンド活動を続けられます。
ぼくも奥さん、子供がいてバンドをやれていますし、他のメンバーや他バンドの人でも家庭持ちの人はたくさんいます。
もしあなたに家庭があってそれでもバンドをやれるか悩んでいるならこの記事を読んでみてください。
そして「バンドをやってみよう」という一歩を踏み出してみましょう。
タップできる目次
家庭を第一に行動してバンドを優先しないようにする
基本的にバンド活動より家庭を優先して生活しましょう。
バンド活動が楽しくて家庭よりバンドを優先してしまうと、家族の不満がたまってしまい結果的にバンドを続けられなくなります。
バンドはあくまで自分自身の趣味ですが、生活のすべての基盤は家庭です。
スタジオや自宅での練習をしている間は奥さんや子供の相手はできなくなります。
その状態があまりにも続くと、
「自分ばっかり好きなことをして!」
「お父さんは全然遊んでくれない!」
という不満がたまっていきます。
バンドを続けられるのは毎日仕事をしてご飯を食べられるからです。
- 毎日ごはんを作ってくれるのは誰か
- 家をきれいにして気持ちよく過ごせるようにしてくれるのは誰か
- 安心して仕事ができるのは誰のおかげか
- 無邪気な笑顔で毎日元気をくれるのは誰か
奥さん、子供のおかげですね。
これらを忘れないようにしましょう。
ぼくの失敗談:バンドに集中しすぎた結果・・
ぼくは過去にバンドのみにのめり込んで、仕事以外ではバンドのことばかり考えていた時期がありました。
ライブに向けて家ではギターを弾いているか音源を聴いているか、家族で車に乗っていてもカーオーディオで音源をずーっと聴いているような生活でした。
するとライブが終わった次の日、ついに奥さんの怒りが爆発しました。
怒って部屋に引きこもり家事も一切しない。
その日は一日そんな状態でした。
ぼくは恥ずかしながら、そこで初めて奥さんが不満をためていたことに気づきます。
その夜奥さんにひたすら謝ると、
「バンドのことしか考えていない!」
「私たちのことは全然みえていない。これじゃさみしい!」
と、これまでの不満を吐き出すように言ってくれました。
バンドをやれること、家族がいること、毎日ご飯を食べられること、安心して仕事が出来ることが全部あたり前という考えをとても反省したことを憶えています。
これをきっかけに”バンドをしていても家庭優先”を心がけるようになりました。
練習は効率よく済ませ家族の時間をとる
家でバンドの練習をするときは最大限の効率アップを心がけ、家族との時間を確保した上で残った時間で練習するようにしましょう。
家族優先にするためには、バンドのみに集中しているときに比べるとバンドの時間が格段に減ります。
そのため短い時間でも練習できるように工夫して効率を上げる必要があります。
例えば、ぼくはギターを効率的に練習できるようこんな工夫を考え実践しました。
- ギター練習は立ってやる
- その日の練習時間を決める
- 音源は通勤中に聴く
立って練習すると長時間になると疲れてくるため短い時間で済ませられるように集中するようになります。
同じように集中するためその日の練習時間を決めて練習を開始します。
僕の場合はだいたい一日1時間程度に決めることが多いです。
ギターを立って練習することによるメリットは以下の記事で紹介していますのでご覧ください。
fa-arrow-circle-rightギターの練習は立って?座って?バンドマンに効率的な練習の方法とは。
また、通勤中にスタジオ音源を聴きこんで良い点悪い点を確認するようにしています。
ギターを持たなくても出来ることは、家の練習時間以外に済ませると効率的!
バンドメンバーに家族を紹介する
奥さんや子供にバンドメンバーに会ってもらいどんな人たちとバンドをやっているのか知ってもらうことで、バンド活動に対する安心感を持ってもらえます。
人というのは、分からないこと、知らないことに対しては不安感を持つ生き物。
そのため奥さんは「どんな人たちとスタジオに入ったりライブをしているんだろう・・」と不安になります。(特にバンドメンバーに女性がいると尚更です。)
メンバーと会って話をするだけで不安感がだいぶ和らぎます。
ぼくもバンドメンバーとはクリスマス会やBBQを度々やって、お互い家族ぐるみでの付き合いになっています。
いまではメンバー含めた奥さん同士で主婦会をするまでに仲良くなってくれました(^^)
家族にライブを観てもらい目標を知ってもらう
家やスタジオで時間を作って練習している成果をライブという形で家族に見てもらうことで、何のために頑張っているかを理解してもらえます。
バンドをしていない人からすると、「家やスタジオでの練習を何でそんなに頑張ってやるんだろう?」と思われがち。
そこでライブを見てもらえると達成感が伝わり、「このためにやってるんだ」と何となくでも分かってもらえます。
ぼくも何度か家族にライブを見に来てもらいました。
奥さんもライブを楽しんでくれていますし、子供たちも”お父さんかっこいい”と喜んでくれています。
まとめ
この記事では家庭があるお父さんがバンドを始めて続けるために心がけることを紹介しました。
- 家族を第一に考えバンド優先にしない
- 家族との時間を確保するため練習は効率的に
- バンドメンバーを家族に知ってもらう
- 家族にライブを見てもらう
ぼくの奥さんは以前はバンドに全然興味がありませんでした。
でもメンバーと会ったりライブに来てもらったりするうちに、今ではライブのセットリストやスタジオでの練習の様子なども聞いてくれます。
家族に後ろめたい気持ちでやるより、応援してもらえる方がモチベーションも上がります!
これらのポイントに注意して、家庭があってもぜひバンド活動を楽しんでください。
それでは。