「オーディブルの再生スピードって変えれるの?」
「あまり速すぎると聴き取れないし。。どれくらいのスピードで聴くのがいいのかな。」
本記事ではこんな悩みを解決します。
どうもこんばんは。オーディブルで本を楽しんでいるネロです。
Amazonが提供するオーディブルは本の朗読を聴けるサービス。
そしてオーディブルでは、本を朗読するスピードを自由に変えられます。
でも、どれくらいの再生スピードがいいのか分からない方も多いでしょう。
そこで本記事では、オーディブルで本の再生スピードを変える方法、どのスピードがよいかを解説します。
ベストな再生スピードがわかれば、より効率的に本を聴けるようになります。
それではご覧ください。
タップできる目次
オーディブルは再生スピードを変えられる
まずはオーディブルで本の再生スピードを変更する方法を解説します。
再生スピードの変更方法
Androidの画面を例に、再生スピードを変更する手順を画像付きで説明します。
再生スピードの変更は1度だけでOK
オーディブルで再生スピードを変更すると、オーディブル全体に設定が反映されます。
そのため別の本を再生しても引き継がれ、設定した再生スピードで本を聴けます。
本を変えるたびに何度も再生スピードをかえる必要はありません。
記憶しやすいスピードは?
オーディブルでの再生スピードは少し速めがベター。
なぜなら、人の脳は少し速いスピードの方が活性化すると科学的に解明されています。
少し速めの音を聴く「研究結果」
ニンテンドーDSの”脳を鍛える大人のDSトレーニング”の監修で有名な、東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授の研究では、「速聴により脳の前頭葉が活性化」すると解説されています。
こちらの研究では、聴き取れる範囲で通常より早い音声で聴くと、脳が必死に聴こうとして活性化すると書かれています。
また、「話速変換による英文速読指導法の研究」という別の研究でも、聴くスピードと脳の活性化が解明されています。
速聴きは各自が持つ潜在的な速読能力を引き出すきっかけを与えうる安全かつ実効性のあるトレーニング方法である。
話速変換による英文速読指導法の研究
すこし変わった研究では、「短期記憶におけるモーツァルト効果の神経基盤の解明」という論文で、速いテンポの音楽を聴くと短期記憶が向上すると述べられています。
メロディに拘わらず速いテンポの音楽を聴くだけで下前頭回の活動のタイミングが早くなり、短期記憶の反応時間を改善する。
短期記憶におけるモーツァルト効果の神経基盤の解 明
音楽と認知機能に関する研究で本の朗読とは直接結びつきませんが、速いスピードで脳が活性化することは間違いないようです。
ぼくがオーディブルを聴くスピードは?
ぼくは、だいたい×1.4でオーディブルを聴くことが多いです。
というのも、いまのぼくが余裕をもって聴きとれる限界が1.4倍ほど。
1.5倍をこえると、聴き取りにくくなります。
速い再生スピードで朗読を聴きとるためには、朗読に集中して脳を使う必要があります。
だからこそ脳が活性化し記憶力がアップするんでしょうが、内容が聴き取れなくては意味がありません。
慣れてきたら少しづつ再生スピードを上げていくつもりです。
再生スピードを上げるメリット
脳が刺激される
前の章で書いたように、再生スピードが速いと内容を聴きとるために集中します。
集中すると脳が活性化し、結果的に内容の理解力や記憶力がアップします。
筋肉に負荷をかけて筋力をアップさせるのと同じイメージですね。
声を聴き取りやすい
適度なスピードでの朗読は、あまりにゆっくりよりも聴き取りやすいもの。
たとえば、講演会や講義などでも、少し速いスピードで話される方が聴き取りやすかった経験はありませんか?
本の朗読も同じで、適度な速さが聴きやすさにつながります。
多くの本を読める
本の再生スピードが速ければ、本を聴き終えるまでの時間も少なくなります。
1冊あたりの読書時間が少なくなるということは、それだけたくさんの本を聴ける結果に。
オーディブルを使われている本好きな方であれば、たくさんの本を読みたいことでしょう。
聴き取れる範囲で再生スピードを上げて、効率的にオーディブルを楽しんでください。
まとめ:再生スピードもバカにできない
オーディブルのオプション機能である再生スピードの変更。
デフォルト設定のままで気にせず使っている方も多いのではないでしょうか。
たかが再生スピードと思っているかもしれませんが、意外と与える影響は少なくありません。
用意された機能をフル活用して、快適にオーディブルを楽しんでください。
それでは。
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