「Amazon prime readingとkindle unlimited は同じサービスなの?」
「何がちがってどう使い分ければいいか具体的に知りたい。」
本記事ではこんな悩みを解決します。
こんばんは、ネロです。
Amazonが提供する読み放題サービスは、prime readingとkindle unlimitedの2種類。
どちらも定額で電子書籍を読み放題できることには変わりません。
でも、サービスの位置づけや読み放題対象の数など、細かいところでの違いが多くあります。
ぼくも実際にどちらも使ってみると、違いを実感できました。
そこで本記事では、prime readingとkindle unlimitedの違いや共通点を説明します。
それぞれどんな人が向いているのかも書いていますので、あなた自身がどちらを使うべきか迷わなくなります。
それではご覧ください。
タップできる目次
prime readingとkindle unlimitedのちがい
まずはprime readingとkindle unlimitedを比べる上で大きなポイントは、そもそもサービスの種類が違うということ。
同じ読み放題でもサービスの背景は全然違います。
prime readingはAmazonプライム特典のひとつ
Amazonプライムには動画の観放題、Amazonサイトでの送料が無料などいろんな特典がついています。
そしてprime readingも、そんなAmazonプライム会員特典のひとつ。
すでにAmazonプライム会員の方は、追加料金なしでprime readingを使えます。
そのためprime readingを使いたい場合、prime readingというサービスに申し込むのではなく、Amazonプライム会員に登録して特典を受けるイメージだと考えてください。
kindle unlimitedは独立したサービス
一方でkindle unlimitedは、Amazonプライム会員特典ではなく一つの独立したサービスです。
そのため、kindle unlimitedを使う場合、Amazonプライム会員でも別途サービス登録が必要です。
Amazonプライム会員だからといって、利用料が安くはなったりはしません。
料金はprime readingの方が安い
Amazonプライム会員特典と独立したサービスでは、当然会費にも差があります。
prime readingを使うのに必要なのはAmazonプライム会員の会費のみ。
Amazonプライム会員は、2022年現在で年額4,900円。
一方でkindle unlimitedは、新規サービス利用料がまるまる必要です。
kindle unlimitedの利用料は月額980円。
年額に換算すると11,760円です。
比べてみると、Amazonプライム会員の方がかなり安いです。
Amazonプライム会員になると、prime readingの他にも動画や買い物特典など他のサービスも使えるため、Amazonプライム会員の方がお得にみえるかもしれません。
でも純粋に”本を読む”という観点で考えるなら、kindle unlimitedに軍配が上がります。
なぜなら、読める本の量が比べ物になりません。
読み放題できる本の量が圧倒的にちがう
読み放題対象になっている本の冊数を比べてみます。
- prime readingは1,200冊以上
- kindle unlimitedは200万冊以上
kindle unlimitedに比べると、prime readingは読み放題対象の冊数が限定的。
prime readingはあくまでAmazonプライム会員特典の一部であるためでしょう。
prime readingとkindle unlimitedの共通点
ここまではprime readingとkindle unlimitedの違いを書きました。
ただし、それぞれに共通点もあります。
どちらもkindleアプリで読める
電子本を探すとき、読む時には基本的にどちらもkindleアプリを使います。
ただしkindleアプリのカタログで読みたい本を探すときには、prime readingとkindle unlimitedの読み放題対象本の区別が可能。
カタログで本の一覧を表示すれば区別できますので、全然手間ではありません。
表紙の右上に"prime"アイコンが表示されている本は、prime readingの読み放題対象。
同じ本でもkindle unlimitedの会員になると、"prime"アイコンは表示されなくなり"kindle unlimited"の文字が付きます。
もし、どちらの読み放題対象か分からなくなったら、上記の方法で区別してみてください。
同じページからしぼりこみ
prime readingとkindle unlimitedでは、読み放題対象の本だけに絞り込む手順も同じです。
どちらもkindleアプリのカタログを開いた「Kindle本(電子書籍)」ページから絞り込めます。
kindle unlimited読み放題対象だけに絞り込むには、ページ上部にある「Kindle Unlimited読み放題」リンクをタップ。
またprime reading読み放題対象本だけに絞り込むには、「Prime Reading」リンクをタップしてください。
ただしkindle unlimited会員に登録していると、「Prime Readingリンク」をタップしてもkindle unlimited読み放題対象本が表示されます。
間違えないようにしましょう。
一度に読める本の数に制限がある
prime readingとkindle unlimitedで本を読むには、どちらも”利用”と”返却”操作が必要です。
読み放題対象本はすべて手元にあるわけではなく、読みたい本だけをレンタルするイメージ。
prime readingは一度に10冊まで利用できます。
kindle unlimitedで一度に利用できる本は20冊。
なお、こちらの記事では利用と返却の詳しい操作方法を解説していますのでご覧ください。
kindle unlimitedで本を読むには利用を開始し、読み終わったら返却が必要です。
どんな人が向いているのか?
prime readingとkindle unlimitedの違いと共通点が分かれば、それぞれどんな人に向いているか見えてきます。
実際にぼくが使ってみて感じた点も書きつつ説明します。
prime readingが向いている人
記事前半でも書いたように、prime readingで読める冊数はそれほど多くありません。
ただしその分利用料は安くなっています。
「普段はそれほど本を読まないけど、たまに気が向いたときに読めれば良い。」
くらいの方にはちょうど良いサービスです。
どちらかといえば、prime readingのメリットは他のAmazonプライム会員特典も一緒に使えること。
すでにプライム会員になっていても、prime readingの存在に気づいていないことも少なくありません。
ぼくも長年Amazonプライム会員になっていますが、少し前までprime readingの存在を知りませんでした。
他のAmazonサービスも使いつつ、たまには本も読めたら良いという方におススメです。
音楽や本、動画やネットでの買い物など全体的に楽しみたい方は、Amazon プライム会員に登録してみましょう。
kindle unlimitedが向いている人
普段から習慣的に本を読む人はkindle unlimitedの方が向いています。
またAmazonプライム会員ではないけれど電子書籍は読みたい人も、prime readingよりkindle unlimitedがおススメ。
こちらも記事前半で書いたように、プライム会員の特典によるkindle unlimitedのメリットはありません。
ただしマンガの読み放題ははじめの数巻だけが多く、あまり充実していません。
ビジネス書や小説などは豊富なため、普段の読書の延長線やサポートとして使えます。
まとめ:Amazonサービスにはお試し版がある
本記事で書いたように、prime readingはkindle unlimitedのお試し版。
じつは、Amazonの音楽聴き放題サービス「Amazon Music」もよく似たサービス体系なんです。
お試し版のprime musicと、別サービスのAmazon Music Unlimitedがあります。
prime readingと同じように、Amazonプライム会員であれば追加料金なしでprime musicを使えます。
全体的にAmazonサービスを楽しみたいならAmazonプライム会員に登録してください。
prime readingとはどんなサービスなのか、何ができるのかを解説しています。
深くピンポイントで電子書籍サービスを使いたい方はkindle unlimitedを選びましょう。
ぼくがkindle unlimitedを選んだ理由、登録方法や登録の注意点を解説しています。
それでは。
圧倒的な蔵書数を誇るAmazon読み放題サービス!『Kindle Unlimited』
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