日本の偉大なギター名盤100!青春を過ごしたあのアルバムもランクイン!?
「ギターがカッコいい日本の曲を知りたい。」


「日本のプロギタリスト達はどんな音楽を聴いてきたのかな。」
本記事ではこんな疑問を解決します。

どうもこんにちは。ネロです。

 

 

プロの世界で活躍するギタリスト達も最初から上手くカッコいいギターを弾けたわけではありません。

ぼくやあなたと同じように、

「この曲のギターめちゃめちゃかっこいい!」

「こんなギターが弾けるようになれたらなー。」

と思っていた時代があるはず。

どんなギタリストでも誰かの音楽を聴いてギターに憧れ、カッコいいギターを聴きコピーして成功に至ったことでしょう。

 

  • 憧れのギタリストはどんな曲を聴いて上達したのか
  • カッコいいギターが聴ける曲を知りたい

そんなワガママな願望に答えてくれる答えを、老舗のギター雑誌「Guitar Magazine」が特集してくれました。

 

本記事で紹介する「ニッポンの偉大なギター名盤100」は、ギタリスト555名の回答をもとに”ギターがカッコいい日本のアルバム”を100枚ランキング付けしたもの。

あのアルバムは入ってるかな、1位は何だろう、と気になりませんか。

何よりギター名盤たちへの”最大級のリスペクト”がこもった一冊です。

 

あなたの青春時代を彩った1枚も登場するかもしれませんよ。

それではご覧ください。

 

史上初!?”ギター縛り”の邦楽名盤ランキング

“カッコいいギターのアルバムランキング”

どのアルバムがランクインしたのかめちゃくちゃ気になりませんか?

本特集はそんな純粋な好奇心を実行に移した企画。

 

「それぞれが偉大と感じるアルバムに上も下も無く順位付けは意味がない」

と言ってしまうのは野暮ってものです。

 

ギター雑誌らしいギター縛りの名盤ランキングはギタリストの端くれとして読みごたえがありました。

 

「偉大なギターの名盤は?」回答のルールはいたってシンプル

回答者は現役ギタリスト555名。

回答ギタリスト達への質問は”あなたにとっての偉大なニッポンのギター名盤は?”のシンプルなもの。

 

  • 回答はアルバムのみ
  • 上限は10枚
  • ギター縛り

をルールにアルバムを選出しています。

 

集計方法は、1位は10ポイント、2位は5ポイント、3位は3ポイント、それ以下は順不同で1ポイントで点数化。点数化した結果をもとにランク付けされています。

選ばれたアルバムはなんと1896枚!
集計だけでも大変です。。

 

 

どメジャーなアルバムも多く登場

本ランキングには数多く売れ誰もが知っているアルバムも多数ランクインしています。

この手のランキングはともすればマニアックな選出になりがち。

 

もちろん一般的にはあまり知られていないアルバムも登場しています。

コアなファンが聴いているアルバムから誰もが知っているアルバムまで、幅広い選出結果がリアリティを感じる部分。

ギタリスト達も中学や高校時代は売れている流行りの曲を聴いているんですね。

 

 

ギタリストならでは選出理由は貴重

アルバムごとに回答者の選出理由が掲載されています。

その中でもギタリストならではの理由はとても貴重なもの。

例えば、

「アーティストと共演時に一喝された」

「ギターを始めた頃にコピーした」

など一般リスナーでは挙がってこないエピソードが満載。

まさにギタリストのための企画と言えるでしょう。

 

回答者のコメントが熱い

ランクインしたアルバムは回答者自身の人生を左右したと言っても過言ではない1枚。

当然、選出したアルバムに対する回答者のコメントはどれもすごい熱量です。

 

アルバムを初めて聴いた学生時代のコメントは共感

多かったのは”中学時代や高校時代に初めて聴いて衝撃を受けた”コメント。

「ロックギター魂に火をつけてくれた」

「衝撃を受けた」

などなど、いかに衝撃を受けたか、どれだけ影響されたか、が熱く語られています。

 

他にも”かっこいいギター”や”一番大好き”など純粋なコメントも多く、一般リスナーのぼくでも共感できました。

 

 

ギタリストへの愛情と尊敬に満ちている

本企画のコンセプトは「”偉大”なニッポンのギター名盤」。

”一番好きな”、”最も売れた”ではなく”偉大”と表現されているのがポイントです。

 

回答者が選んだ偉大な名盤のプレイヤーは影響を受けたギタリストばかり。

当然、アルバムやギタリストへの尊敬と愛情に満ち溢れています。

 

読んでいるこちらまでアルバムを聴いてみたくなりました。

 

 

「ギターでスターになろう」そう決意した

現役のギタリストがプロを志したキッカケが語られているのも本企画ならでは。

回答者たちと同世代には、同じアルバムで同じように感じた人が数多くいることでしょう。

初めて聴いた衝撃と熱い決意をいつまでも持ち続けたほんの一握りが、本企画の回答者になれたと感じさせてくれました。

 

 

ランキングに関連した情報も楽しめる

本企画のメインはランキング100ですが、ランキングの関連情報もとても豊富。

100位~1位まで読むと途中でだれてしまいます。

良い具合に小休止的に関連情報が登場してくるので、飽きずに最後まで読み進められました。

 

 

ランキング上位は一部スコアを掲載

上位にランクインされたアルバムでは、代表曲のイントロやリフ、ギターソロのギタースコアが掲載されています。

特に上位の一部の曲では1曲まるごとギタースコアが掲載。

すぐにコピーできる。ギタリストにとってこれほど有難いことはありませんね。

 

 

ランクインした作品のメインギターを調査

「100位ランクインした作品ギタリストが使っているギターは何?」

そんな読者ギタリストの気になる思いを調査してくれました。

 

ランクインしたアルバムのメインギターを1位から5位までランク付け。

1位にはギター・ボーカリストに好まれるあのモデルです。

ぼくは読んでいて一番楽しかった内容かもしれません。

 

 

最もランキングしたのはやはりXX年代?

100位以内にランクインしたアルバムを70年代、80年代、90年代、00年代、10年代に分け、ランクイン数を調査。

どの年代が一番ランクインしているかの調査結果と、ランクイン数が最も多かった年代の理由を音楽シーンや時代背景を交えて考察されています。

やはりCDがよく売れていた時代が強い結果に。

 

また今回の回答ギタリストは20~30代が中心。

その世代が学生時代に聴いていた時代にヒットした曲というのも結果に関係しているでしょう。

考察内容は納得の内容でした。

 

 

”俺のベストはこの一枚”も見逃せない

ランクインは逃したものの回答者が1位に挙げたアルバムも拾い上げて紹介されています。

もちろんきちんと回答者コメント付き。

100位以内にランクインしたアルバムに負けず熱いコメントばかりです。

まさにNo.1ではなくオンリー1の1枚と言えるでしょう。

 

特集前の「フェンダー再入門」は必見

名盤ランキングの1つ前に面白いコーナーが用意されていました。

「知っているようで意外と知らない!?フェンダー再入門」と題されたコーナーでは、ストラトキャスター、テレキャスター、ジャズマスター、ジャガーの4モデルを紹介。

フェンダーギターの基礎知識から開発逸話までおさらいできます。

ランキング企画の前に気持ちの準備運動が出来ましたね。

 

  • ストラトキャスターの名前の由来は?
  • ジャズマスターで初めて標準仕様になったものは?

”意外と”というか全然知りませんでした。

 

ギタリスト、特にフェンダーギターを持っている人にとってはとても楽しいコーナーです。

 

アルバムを聴きながら読み進めるのがおすすめ

 

ランキングに登場するアルバムを聴きながら読み進めると、より本特集を楽しめます。

 

回答ギタリストや読者それぞれに音楽の好みがあります。たとえランキング上位のアルバムやアーティストでも、あなたの心にささるとは限りません。

 

ギタリストのコメントで気になるアルバムがあれば、実際にギターの音・フレーズ・曲の雰囲気を聴いてみてください。あなたの知らなかった”あなたにとっての名盤”に出会えるかもしれません。

 

音楽配信サブスクリプションサービスを使おう

曲を聴きながら読み進めるためにすべてのアルバムを買うのは正直ムリです。いくらお金があっても足りません。

 

ただ、令和の時代は音楽配信サブスクリプションサービスが次々に登場しています。

ぼくは「Amazon Music Unlimited」をずっと使っています。邦楽、洋楽問わず曲数も豊富でAmazonアカウントで料金の管理も統一できるため、Amazonユーザにはとくにおススメします。

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こちらの記事ではAmazon Musicのプランやできること/できないこと、使いこなす方法をまとめています。もっと詳しく知りたい方はご覧ください。

 

 

まとめ

「誰かの人生の指針となった名盤たちに、最大級のリスペクトを込めて」

そんな言葉でスタートしている”ニッポンの偉大なギター名盤100”。

 

一部のギターマニアにしか分からないような作品だけではなく、誰もが知っている・聴いたことがあるアルバムがランクインしています。

一般リスナーのぼくらも当時同じアルバムを聴いているにも関わらず回答者たちはプロギタリストになっている。

アルバムへのコメントから感じた熱量が彼らをプロの道へ押し上げたんだな、と感じた企画でした。

 

まあ難しいことは抜きにしても読んでいてわくわくするのは間違いありません。

ギター好き、音楽好きなら一度手にしてみてはいかがでしょうか。

それでは。

 

 

 

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