初めてスタジオに入る時にはこんな不安を感じてしまいますよね。
どうもこんばんは。”ネロ”です。
最初はだれでも感じることです。
今はバンドでバリバリ活動している人でも最初は同じように不安を感じながらススタジオに行った事でしょう。
この記事では初めてスタジオに行くときに感じる不安な疑問をピックアップしてみます。
これを読めばいま感じている不安が少なくなりますよ。
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音楽スタジオって何となく入りづらい
これまで入ったことのない場所ってとても入りづらいですよね。
例えるなら初めての美容室とかやたらオシャレなアパレルショップなどと同じで、ちょっと気兼ねしてしまいます。
音楽スタジオって奥まっているところにあったり雑居ビルの上階にあったりと、分かりにくい場所にあることも多いです。
しかも全く音楽に関わったことが無いと本当に異世界のように感じてしまい、最初の一歩がなかなか踏み出せないものです。
一度使ってみれば慣れてしまいますよ。
比較的入り易い雰囲気のスタジオとしては、大手楽器店に併設しているスタジオがおススメです。
また地域の公共施設にもスタジオを提供しているところもあり、値段も安く混雑もしていないため穴場です。
音楽スタジオの店員さんって怖そう
音楽スタジオの店員さんの中には個性的な見た目の人も多いです。
髪型が奇抜だったりピアスをしていたりごついファッションだったり。
基本的には店員さんはみんな丁寧に接客してくれます。
少なくともこれまでぼくが行ったスタジオで怖い態度で接する人はいませんでした。
まれに無愛想な店員さんはいましたが・・(^_^;)
音楽スタジオも接客業なのでお客さまありきです。
そのお客さま相手に変な態度を取ることはありませんので安心して下さい。
音楽スタジオは一人でも使っていいの?
一人で利用してもOKです。全然問題ありません。
どのスタジオもバンド練習だけでなく個人練習プランも用意されています。
ただ注意点が一つだけあります。
個人練習の場合スタジオ予約が当日しかできません。
前日まではバンド練習が優先になります。
当日空きがない可能性もありますので、個人練習の場合は時間に余裕をもって複数のスタジオを候補に考えておきましょう。
音楽スタジオってどうやって予約すればいいの?
スタジオの予約はWebサイトから行えます。
また電話で直接予約することもできます。
中にはWebサイトからの予約しかできないスタジオもありますので、スタジオのWebサイトの案内を読んで予約しましょう。
初心者で何も弾けないけど音楽スタジオを使っていいの?
もちろん初心者でも利用して全然問題ありません。
「全然弾けないから後ろめたい・・」
弾けなくても大丈夫です。
弾けるように練習するための場所がスタジオなんですから。
学校の音楽室を使うのに「何も弾けないから・・」などと気にしたことはありませんよね??
音楽室と同じくらいの気持ちで利用しましょう。
「下手な演奏を聴かれたらはずかしい・・」
部屋は防音ですし、多少の音漏れはありますが周りの人も思っている以上に聴いていませんので気にしなくて大丈夫ですよ。
思い切って音を出しましょう。
音楽スタジオではどういう部屋を選べばいいの?
スタジオには広い部屋から狭い部屋までいろいろな種類の部屋があります。
中にはミニライブが出来るほど広い部屋もあります。
スタジオの広さは一般的には○畳と表示されているため広さのイメージがしやすいと思います。
狭い部屋で5、6畳、広い部屋で16畳~20畳、中には30畳近いとても広い部屋もあります。
利用する人数によって部屋を決めましょう。
個人練習だと5,6畳の部屋で十分です。
バンドでの利用だと15, 16畳程度あると余裕をもって演奏できます。
料金は1部屋1時間いくら、という計算方法が一般的です。
部屋が広くなる程1時間当たりの料金が高くなります。
利用人数に関係なく一部屋当たりの値段なので、大人数のバンドだと一人頭の金額が安くなるのでお得です(^^)
音楽スタジオには何を持っていけばいい?
極論を言えばお金以外手ぶらでも大丈夫です!
楽器やシールド、ピック、マイク、すべてレンタルできます。
(レンタル代は別途かかります。マイク、シールドはレンタル無料のところが多いです。)
普通は自分の楽器で練習すると思いますので、楽器・シールド・ピックは持っていきましょう。
使用するのであればエフェクターも持っていきましょう。
機材をレンタルしたい場合は予約時に一言伝えておくとスムーズですよ。
過去にぼくも手ぶらでスタジオに行ったことがあります。
仕事で出張していたとき、ホテル暮らしで手元に機材が一切ない状態でスタジオに入りたくなったんですね。
手ぶらでスタジオに行き楽器、シールド、ピックをレンタルして練習しました。
スタジオに着いたら何をすればいい?
まずスタジオには遅れないように10分前には着くようにしましょう。
スタジオに着いたら受付に行き「○時から予約している○○です。」と伝えます。
部屋が空いていればそのまま部屋に案内してくれますし、前の利用者がいたらしばらく待つことになります。
このときに「マイクは使うか?」 「レンタル品はないか?」 なども聞かれますので必要かどうかを答えましょう。
部屋が空くのを待っている間に楽器にチューニングを済ませておくとセッティング時間を節約できますよ。
またバンドで入る場合は練習のポイントなどを待ち時間に話しておくと練習をスムーズに進められます。
部屋に入ったらセッティング・・って何をすればいい?
部屋に入ったら機材のセッティングをしましょう。
ギターをエフェクター、アンプに繋いだりマイクの音を出したり演奏できる準備をします。
でも初めてスタジオに入った時って何からどうしていいか分かりませんよね?
そんな時は店員さんに「初心者で初めて利用する」事を素直に伝えましょう。
そうすれば設置機材の使い方を教えてくれます。
部屋の中にはカラオケの様な受付につながる電話が置いてありますので、何か困ったときはそれで聞きましょう。
よく分からない状態で設置機材を適当にいじるのはやめましょう。
理由は以下の2つです。
- 機材を痛める
- 使い方をおぼえない
ちょっと触った位では壊れることはありませんが、例えばボリュームを上げたままシールドを抜き差ししたりすると機材に良くありません。
自由に触っていいところ、気を付けて触るところを店員さんにあらかじめ教えてもらった上で設定を変えてみましょう。
また意味も分からず適当に触っても永遠に使い方を覚えません。
スタジオで意味を考えながら設定を変えてみて分からなかったところはスタジオ後に調べてみましょう。
スタジオ後に設定やツマミの意味は機種によって違いがあります。
アンプ前面や型番シールを写真で撮っておくと調べるときに役に立ちます。
練習終わりには何をすればいいの?
スタジオは後片付けまで入れて時間内に終わるようにしましょう。
終了10分前くらいには練習をやめ片づけを始め、時間が押して次の利用者に迷惑を掛けないようにしましょう。
カラオケのように終了間際に連絡がくることはありません。
時計を見て時間に注意しながら練習しましょう。
また練習後には片づけを行いますが以下の点に注意してください。
- 部屋内の機材は全て元通りの位置にしましょう
- アンプのつまみは全て0にしましょう
- 忘れ物が無いようにしましょう
機材を元の位置に戻すこと、アンプのつまみを0にすることは次の利用者が使いやすくするためのマナーです。
また「”忘れ物が無いように”って子供じゃないんだから・・」
と感じるかもしれません。
ですが忘れ物があると次の利用者が練習中に取りに入らないといけません。
演奏中に扉を開けると音が漏れるため当然練習が中断してしまいます。
お金を払っている貴重な練習時間を奪ってしまうのです。
次の利用者に迷惑を掛けないように、気持ちよく利用してもらえるように後片づけをしましょう。
片づけが終わったらレンタル品をもって受付に行きます。
清算をして店を出ます。
受付の人には、
「お疲れ様でした。」
の一言を忘れないようにしましょう。
店員さんからすると利用者はお客様なので「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と言いそうなものですが、なぜか「おつかれさまです」と仕事のような言い方をします。
まとめ
はじめてスタジオを利用するときは不安になるし緊張するものです。
でも一度使ってみれば気にしなくていいと思うようになります。
どんどんスタジオに入ってどんどん上手になりましょう!
それでは。