「正しく日本語で表示するにはどうすればいいの??」
Powerampでスキャンした音楽ファイルの曲タイトルが正しく日本語表示されない、、と悩んでいませんか。
どうもこんばんは。ネロです。
定番の音楽プレーヤーアプリ「Poweramp」。
自分が持っているmp3などの音楽ファイルをPowerampで取り込んだら日本語の曲名が変な文字になって読めなくなっていませんか。
これはいわゆる「文字化け」と呼ばれる状態で、アプリと音楽ファイル間で日本語文字を認識するための設定がずれているだけです。
アプリが壊れているわけでも音楽ファイルが壊れているわけでもありませんので安心してください。
文字化けを解消するには日本語文字を認識するための「エンコーディング設定」を正しく変更すればOK。
本記事ではPowerampで日本語文字化けを解消するエンコーディング設定を説明します。
本記事を読めば正しく日本語表示できるようになります。
それではご覧ください。
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Powerampアプリのエンコーディング設定変更メニューは分かりにくい
「Poweramp」のエンコーディング設定は少し分かりにくい場所にあるため、探し出すのに苦労するかもしれません。
これで設定は完了です。
しばらく音楽ファイルの再スキャンが走り日本語情報も再設定した文字コードで変換されます。
再スキャンが終われば、アルバム内の曲リストを見ると日本語で正しくタイトルが表示されているはずです。
次にエンコーディング設定とは何か、文字コードとは何かについて説明していきます。
設定は終わったけどせっかくならもう少し詳しく知りたいという方は続きをご覧ください。
エンコーディングとは?
ここでは上の章で設定したエンコーディング設定、そして文字コードとは何か?を簡単に説明します。
簡単な概念だけでも知っておくと次に別の何かで同じような文字化けが起こった時に対処しやすいため、知っておいて損はありません。
コンピュータ上では「文字コード」という規則を使って文字を表現する
文字コードとは簡単に言うと、「文字をコンピュータ上で扱うために文字ごとに割り当てる番号付けのルール」です。
コンピュータは複雑な計算が出来て頭が良さそうですが、アルファベットや漢字など複雑な文字はそのままでは認識できません。
そのため文字を数値に置き換えて管理します。
例えば、
- 「あ」⇒ 1
- 「い」⇒ 2
のようなイメージです。
※実際は「あ」=1ではありませんが概念を理解しやすいよう1,2と表現しています。
しかし各国によって文字はいろいろあるため、文字を数値に置き換えるためのルールが1つでは対応できません。
そのため世界中にはたくさん置き換えルールが存在しており、様々なルールを総称して「文字コード」と読んでいます。
エンコーディングとは文字情報を文字コードに従って置き換えること
文字情報を文字コードに変換することを「エンコーディング」を呼びます。
コンピュータの世界にはいろんな文字コードが存在することが分かりました。
そしてコンピュータが文字を認識するためには、文字情報を文字コードに従って変換する必要があります。
本記事の例だと音楽ファイルのタイトル情報を「Shift-JIS」という文字コードで変換する作業を行いました。
このように文字コード変換のための設定であるため「エンコーディング設定」というメニューで表現されています。
日本語文字コードはいくつか存在する
文字コードは世界中にたくさん存在し、日本語用の文字コードだけでも複数あります。
主な日本語文字コードは以下です。
- Shift-JIS
- UTF-8
- EUC-JP
2019年現在では「UTF-8」が主流になっています。
iOSやAndroidもUTF-8が使われています。
しかし今回の音楽ファイルのように「Shift-JIS」で設定されている文字コードもまだまだ存在します。
一方「EUC-JP」は最近ではほとんど見かけません。
実質的には、「UTF-8」「Shift-JIS」のどちらかと考えておけば良いでしょう。
まとめ:文字コードを理解すると文字化けも怖くない
Powerampの音楽タイトルに限らず、文字化けしたときの原因は文字コードをチェックしてみましょう。
設定方法だけでなく文字コードの簡単な意味も知っておくことで、
「日本語が表示されない!何でー!?」
と慌てることなく、
「文字コードの設定がおかしいんだな」
と落ち着いて対処できます。
本記事が文字化けに困っている方のお役にたてれば幸いです。
それでは。