Alexaのデメリットを6個挙げてみる!Amazon echoを1年以上使って感じた不満とは。
「Alexaってみんな便利便利言ってるけどデメリットは無いの?」

そんな疑問にお答えします。  

 

どうも、こんばんは。”ネロ”です。  

AIスピーカのシェアNo.1機種として爆発的に普及してきているAmazon Echo。

ぼくも1台持っていて今までにない使用感で便利な毎日を送っています。  

 

でも繰り返し使用していく中で「ここはちょっとイマイチだな」と感じた点も出てきました。

実際にAlexaを使う前は全く想像できませんでした。

 

本記事ではAlexaを1年間使用してみて感じたデメリットを書いていきます。

本記事を書いた人

 

Alexaのデメリット:言葉の認識率は結構低い

実際に使ってみると指示する言葉の認識率は結構低いことに気づきました。

我が家の場合、家族によって明らかに反応に違いがあります。

例えばこのような感じ。

 

  • 子供たち ⇒ あまり反応しない。下の子はほぼ反応なし。滑舌悪し。
  • 妻 ⇒ けっこうな確率で反応しない。滑舌は普通。むしろ良い。
  • 私 ⇒ ほぼ反応する。滑舌は普通だが良い方ではない。

     

    滑舌の良し悪しはあまり関係なく反応が悪い人は悪いように感じます。

    子供はそもそも発声が不明瞭なこともあるため仕方ないとして、大人の間でも認識しやすい人としにくい人が顕著に表れています。  

     

    Alexaの応答が悪い時にはAlexaに応答が正しいか間違いかを教えてあげましょう。

     

     

     

    Alexaのデメリット:みんなで会話中には発話を認識しない

     

    皆で会話しているときに「アレクサ!」と呼びかけてしまうと、周囲の会話・TVの音声などを見境なく拾ってしまい見当違いな返答をするか、最悪沈黙して終了してしまいます。

    せっかく皆で楽しく会話をしていても、Alexaに指示したいときは一斉に黙ってしまいます。  

     

    「ワイワイ、がやがや」⇒「アレクサ!」⇒「みんな黙って!・・・シーン」

     

    これではせっかくの会話が途切れてしまいます。

    AIスピーカ自体がまだまだ珍しい存在であるため、「なになに!?」と一度や二度であれば話題になります。

    しかしこれが日常になると結構煩わしくなるんです。

    我が家では誰かが「アレクサ!」と喋ったら、皆が一斉に黙らなくてはならないという暗黙のルールが出来てしまっています。

    Alexaのデメリット:Amazon Musicの邦楽ラインナップが少ない

     

    ぼくはが契約しているAmazon Music Unlimitedは、「アレクサ、おすすめの曲をかけて!」といったあいまいな指示で色々な曲を再生してくれる大変便利なサービスです。  

    しかし邦楽に関してはラインナップがまだまだ少ないと感じました。  

    例えば、「アレクサ、休日の朝におすすめの曲をかけて」と発話すると、洋楽のプレイリストが流れてきます。

    また、「XXX(アーティスト)の曲を掛けて」といっても再生されない、または曲数が少ないアーティストも多いです。

    2018年時点ではB'zやGLAY、ラルクアンシエルなどは再生されないか曲数が少なかったのですが、2020年ごろにはかなり充実してきました。

     

    Amazon自体がアメリカの企業でありアメリカ発症のサービスであるため、邦楽が弱いのはある程度仕方がないのかもしれません。

    日本でサービスを展開している以上、日本の曲に弱いのはちょっと残念です。  

     

    とはいえAmazonサービスは日々更新されています。

    Amazon Music サービス開始時に比べて邦楽のカバー率もかなり上がってきました。

     

    Amazon EchoとAlexaで使える音楽サービスランキング

     

     

    Alexaのデメリット:意図しない言葉に反応してしまう

     

    普段の会話の中でAlexaを起動する意図ではない言葉で「アレクサ」と言ってしまった時に、アレクAlexaサが勝手に反応することがあります。

    Alexa側からすると”ア”、”レ”、”ク”、”サ”という言葉が発話されたために、前後の文脈や意味など関係なく自分が呼ばれたと思い反応するのは仕方ないのでしょう。

    会話中に意図せずアレクサが起動してしまい、その後の会話を拾った結果意味不明なことをいきなり喋りだすことが結構ありました。

    Alexaを呼び出したつもりはないのに、いきなり喋りだしてびっくりしてしまいます。

     

    世の中では、Alexaがいきなり笑い出すという笑えない報告も挙がってきているようです。

    これらも意図せず音を拾って誤作動した結果かもしれません。

    Amazon Echoが“突然笑い出す”怪現象とは何だったのか

     

    不気味ではありますが、この位ならまだ笑い話にもなります。  

     

    しかし中には笑い話では済まされない事故も。

    アメリカのダラスに住む6歳の女の子がAlexaで勝手に注文してしまいました。

    母親は商品が家へ配達されて初めて気付きました。

    今回は額が少なかったためほほえましいニュースになっていますが、発注の額が大きければ深刻な事態になります。  

     

    また、Alexaを自宅の全室に置いてスマートホームを楽しんでいた男性の自宅での会話内容を録音したファイルが他人のスマホに送信されるという恐ろしい事故も起きました。

    こちらは完全にプライバシーが侵害されています。

    犯罪にも利用されかねない事例ですね。  

     

    Alexaのデメリット:夕方になると反応が悪くなる?

     

    Alexaを利用していると、一日の中で反応が良い時間帯と悪い時間帯があるように感じます。  

    午前中は比較的よい確率で認識してくれます。

    しかし夕方になると認識率が悪くなります。  

     

    単純に認識率が悪くなるだけではなく発話して応答があるまでに非常に時間が掛かります。

    携帯電話で混雑するとつながらない状況と同じように、夕方になるとAlexa音声サービスが混雑して処理が重たくなるのでしょうか。

     

    Alexaのデメリット:普段の会話を拾われていないか・・

     

    Alexaはクラウド上のAlexaサービスを使って利用します。

    Alexaサービスがユーザの発話内容を音声データとして受け取り、言葉を解析して最適な返答を返す仕組み。

    つまり音声データがクラウド上(実体はAmazonのサーバですね。)に保存されるわけです。

    Alexaアプリから削除することはできますが、キャッシュなどでどこに残っているか分かりません。

     

    メモ「キャッシュ」とはよく使うデータへのアクセスを速くするために、データを一時的に保存する仕組みの事です。

     

     

    誤作動も困りますが、このように会話データが意図せず残ってしまわないかという心配もあります。  

    Alexaサービスの仕組みについては以下の記事で説明していますのでご覧ください。

     

    Alexaのデメリットまとめ

    Alexaに限らずどんなサービスにもメリットとデメリットが存在します。

    使ってみると大変便利なAlexaですがまだまだ発展途上の分野。

    本記事で紹介したデメリットも今後どんどん改善はされることでしょう。

    これからAlexaを使用される方、購入を検討されている方のお役にたてれば幸いです。

    それでは。