「書籍の本には図や表があるけど、オーディブルで本を聴く場合はどうなるの?」
「オーディブルアプリで図や表も見れるの?」
本記事ではこんな悩みを解決します。
こんばんは、通勤中にオーディブルを使っているネロです。
紙の本では、文章の他にも図や表を使って分かりやすく書かれている・説明されていることも多いです。
ただオーディブルは本を朗読してくれるサービスで、音声では図や表を表現できませんよね。
でも実は、オーディブルアプリには本に登場する図や表を表示してくれる「付属資料」機能が付いています。
本記事では、オーディブル付属資料の表示方法や使いどころを解説します。
マニュアル的な説明だけではなく、実際に使ってみて感じたおススメの使い方も解説しますので、使いどころに悩むことはありません。
それではご覧ください。
タップできる目次
オーディブルで図や表を表示する手順
スマホのオーディブルアプリで付属資料を表示する手順を、画像付きで説明します。
※Android端末の例を説明します。
なお、聴こうとしている本に図や表の資料がなければ、そもそも「付属資料・PDF」メニュー自体が表示されません。
⑤の手順で「付属資料・PDF」メニューが見つからない、という場合はその本に資料がないということです。
付属資料を使って分かったポイント
本章では、実際にオーディブルアプリの付属資料を使ってみて感じたことを紹介します。
上で解説した表示手順の説明だけでは分からない、使ってみないとわからない内容ですのでご覧ください。
本によって資料数はかなり差がある
図や表の添付資料の数は聴く本によってバラバラ。
3ページ程度の本から十数ページの本まで、中には添付資料がない本もあります。
ビジネス書や解説書は引用する図や表が多いため、資料も多くなるのでしょう。
添付資料が少ない本のジャンル
小説や物語系の本は添付資料が少ない傾向にあると感じました。
ビジネス書系とはちがい、図や表を引用して説明することが少ないためと考えらます。
例えば、の「鹿の王」は添付資料が一つもありません。
2021年にアニメ映画化されました。
※オーディオブックとして聴けるのはオーディブルのみです。
紙の書籍では巻頭に人物紹介や物語世界の地図が入っています。
でもオーディブルでは地図や人物紹介は添付資料には入っていません。
もしかすると今後は添付資料に追加されていくのかもしれませんが、現時点では不要と判断された・もしくは追いついていないのでしょう。
複数資料の比較はやりにくい
オーディブルアプリで2つ以上の図や表を同時に見て比較することはできません。
なぜなら、オーディブルで1画面に表示できる資料は1つだけ。(図や表が1つだけ表示されます。)
例えば、ある調査結果の表とグラフがあったとします。
大まかな傾向をグラフで確認しながら、あるポイントの細かな値を知りたいと思った場合、本であれば同じページ・もしくは見開きページなどで同時に確認できます。
でもオーディブルだと表とグラフは別ページでしか確認できません。
車の運転中は使えない
オーディブルアプリの添付資料は車の運転中の使用には向いていません。
まず、オーディブルのドライブモード画面では添付資料機能は未対応です。
何より添付資料を使うには目線をスマホ画面に向けなくてはいけませんので、運転中に添付資料機能を使うのはとても危険。
なおオーディブルのドライブモードは、「Amazon オーディブルのドライブモードで快適に車で本を聴く!」で解説していますので、詳しく知りたい方はご覧ください。
資料の切り替えは「前へ」「次へ」ボタンタップ
オーディブルの添付資料を見る場合、次の資料への切り替えが間違いやすいため注意してください。
それは、指先でのスライドでは次の資料に切り替わらないため。
スマホで操作するため、ついつい左にスライドして切り替えようとしてしまいます。
また、スライドしようとして次に行かないと資料が1つしかないと思ってしまう恐れもあります。
2つ目以降の資料を見落とさないよう、必ず画面下部の「前へ」「次へ」ボタンをタップするようにしましょう。
付属資料の使いどころ
ここまでの内容で、オーディブル付属資料の確認方法や注意点は分かっていただけたことでしょう。
では、オーディブルの付属資料はどのタイミングで使えばよいのでしょうか。
ぼくは、区切りまで一通り本の内容を聴いた後で、振り返り的に確認することをおすすめします。
朗読の途中で資料を見るのはおすすめしない
本を朗読している途中で添付資料を確認すると、朗読のペースに置いていかれてしまいます。
なぜなら、添付資料を見ている間も朗読は止まることなく進んでしまうため。
紙の本を読む場合は、自分のペースで前後に目線を自由に移動でき、図や表を見ている間は読むことをストップできます。
オーディブルでは、本を朗読するペースはそれなりに速いため、少し気がそれるとすぐに次に進んでしまい内容が頭に残らなくなります。
なお、オーディブルでは朗読のペースも変更できます。
また、朗読を一時停止すれば添付資料を見ている間も話が進むことはありません。
でも、ある程度まとまった範囲の説明は流れで聴いた方が内容を理解しやすいため、朗読途中で添付資料を見ることはあまりおすすめできません。
章が終わるタイミングがよい
添付資料を見るタイミングは、朗読の途中ではなく章が終わったタイミングがおすすめです。
一時停止して朗読を止めても、内容は一区切りしているため話の流れが途中で止まることはありません。
また巻き戻しボタンや目次で章の先頭に戻れるため、添付資料を確認した後に再生バーを移動しても再開もしやすいです。
ただしオーディブルの目次タイトルは、必ずしも本の内容通りに書かれてるわけではありません。
こちらの記事で詳しく説明していますのでご覧ください。
パラパラ読みできないオーディブルでは目次が大切です。確認方法をこちらの記事で解説しています。
資料のポイントは本文で解説されているため、章の区切りまで添付資料を見なくても大まかな内容は分かります。
まとめ:図表はあくまで補足的に
そもそも、”本を聴く”オーディブルは手が離せない状況での読書を楽しむのに最適なサービス。
とくに家事中や通勤中というシチュエーションで本領を発揮します。
ただし歩きながら、運転しながらスマホ画面で添付資料を見るのはとても危険。
でも章の区切りになったタイミングで、歩きを止めて・車を止めて後から添付資料を見るのは安全に出来ますよね。
本文の朗読中に必ず見るのではなく、安全なタイミングであくまで補足的に使いましょう。
またオーディブルは、アプリ、タブレット、ウェブサイト、Alexa等いろんな機器で使えます
ただし、公式サイト上では、一度につき一つの機器での利用となり同時視聴はできないと記載されています。
こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
オーディブル公式サイトの記載や、実際に複数端末で同時再生してみた動きを解説しています。
”本を聴く”体験を快適に楽しんでください。
それでは。
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