
「どれを選べばいいのか分からない。。」
本記事ではこのような悩みを解決します。
どうもこんにちは。ノンアイロンシャツを4年以上使っているネロです。
ぼくは現在使っているノンアイロンシャツに落ち着くまでに、”アイロン不要”とアピールされているシャツをいろいろ試してきました。
”アイロン不要”のシャツには形状記憶やノーアイロンシャツなどたくさんの名前があり、どれを選べばいいか迷いますよね。
本記事では形状記憶やノーアイロンシャツの違いをユーザー目線でまとめました。
言葉の意味の違いだけではなく、使ってみた感想やどんな基準で選ぶべきか、を解説します。
言葉の意味を理解し選ぶ基準が分かれば、シャツの選び方で迷わなくなるはず。
それではご覧ください。
タップできる目次
形状安定・形状記憶・ノーアイロンシャツの違い
まずは防シワ性をうたったシャツそれぞれで呼び名の違いについて言葉の意味を見ていきましょう。
形状記憶シャツ:特定企業の登録商標
まず「形状記憶」は一般的に広く使われている言葉ではありません。
「形状記憶」という言葉は東洋紡株式会社の登録商標であるため、東洋紡の商品だけに使われています。
1993(平成5年)
形状記憶シャツ「東洋紡ミラクルケア」を開発
そんなに昔からあることに驚きですね。
シャツを縫製した後に特殊加工を行い防シワ性をアップさせています。
ただし最近ではあまり見かけなくなっているように感じます。
形状安定・ノーアイロンシャツ:一般的に広く使用
「形状安定」や「ノーアイロンシャツ」という言葉は形状記憶のように特定企業の登録商標ではないため、一般的に広く使われています。
機能的には「形状安定シャツ」「ノーアイロンシャツ」どちらも同じで、縫製前の繊維に特殊加工を施すことで防シワ性を上げています。
また特殊加工が施されているため、加工なしのシャツに比べるとやらわかめの質感。
各種メーカーからいろんな商品が発売され独自のネーミングが付けられており、形状安定という言葉では収まらなくなっていると言えるでしょう。
例えばAOKIからはノンアイロンシャツ(NON-IRON)、はるやまではi-shirt(アイシャツ) というブランド名で発売されています。
イージーケア:形状安定の簡易版
「イージーケア」はノーアイロンシャツや形状安定に比べて防シワ性が弱いシャツ。
素材本来の風合いをのこしつつシワになりにくい加工をしたもので、形状安定・ノンアイロンシャツより防シワ性は劣ります。
何も加工されていないシャツよりはアイロンがけは簡単にできるため、アイロンがけの手間は若干減るでしょう。
ぼくも以前イージーケアを使ったことがあります。
ただ少なくないシワが残ってしまい結局はアイロンがけが必要だったため、1枚限りで使うのをやめてしまいました。
加工なしシャツ
防シワ性の加工がされていない一般的なシャツのこと。
特別な呼び名はありませんので、本記事では「加工なしシャツ」と呼ぶことにしました。
繊維に特別な加工がされていないため、生地本来の肌触りがそのまま残っています。
洗濯するとかなりのシワが残るため、アイロンがけやクリーニングが必要です。
ただしアイロンがけやクリーニングが必要なことはデメリットばかりではありません。
アイロンがけやクリーニングに出すことでシャツがパリッと仕上がるため、パリッとしたシャツが好きな方、冠婚葬祭などのフォーマルな場にはピッタリ。
どのシャツを選ぶべきかは使用目的で選ぶ
形状安定、イージーケアなどの機能的、言葉の意味的な違いを見てきました。
ではそれぞれのシャツをどのように選べばいいのでしょうか。
特定のシャツが必ず優れているという訳では無く、目的に応じて必要なシャツを選びましょう。
アイロンがけの手間を無くしたいなら
「家でのアイロンがけが面倒くさい」
「いちいちクリーニングに出したくない。」
という方は形状安定・ノーアイロンシャツを選びましょう。
形状安定シャツ・ノーアイロンシャツはほとんどシワが残らないため、洗濯後のアイロンがけやクリーニングに出す必要がありません。
ぼくは普段の仕事用シャツは全てノンアイロンシャツを使っていて、アイロンがけが0になりました。
ただしノーアイロンシャツといえども100%完全にシワが残らないわけではありません。
でも普段の仕事で使う分には十分な防シワ性です。
カチッと感が求められる営業職やフォーマルな場ではなく通常の仕事用であれば、形状安定・ノーアイロンシャツで楽になりましょう。
ぼくが実際に使っているシャツでどのくらいのシワが残るかを、こちらの記事で解説していますのでご覧ください。
ぼくはノンアイロンシャツを使い始めてから、一度もアイロンを掛けていません。妻にアイロンを掛けてもらうこともなく負担軽減に役立っています。こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
シャツの風合いが欲しい
シャツ本来の生地風合いが好きな方はイージーケアを選びましょう。
イージーケアは形状安定シャツ・ノーアイロンシャツに比べて加工度合いが弱いため、生地本来の風合いがより残っています。
ただしシワは少なからず残ってしまうため、アイロンがけの手間が完全になくなる訳ではありません。
アイロンがけの負担をなくしたいと考えている方には、形状安定・ノーアイロンシャツをおススメします。
クリーニング・アイロンでビシッと決めたい
襟や袖までパリッと仕上がったシャツを着たい方は加工なしシャツを選びましょう。
加工なしシャツはシワを取るためにアイロン掛けやクリーニングに出す必要がありますが、その分パリッと仕上げることができます。
一方で形状安定シャツ・ノーアイロンシャツは特殊加工が施されているため質感は柔らかくパリッと感はありません。
ぼくはフォーマル用に加工なしシャツを1枚持っています。
パリッとしたシャツが好きな方、営業職や冠婚葬祭などのフォーマルな場で必要な方は加工なしシャツを選ぶと良いでしょう。
まとめ:違いを知ってかしこく選ぶ
形状安定シャツ・ノーアイロンシャツも技術の進歩と共に年々進化し、呼び名やブランド名も新しくなっていきます。
新しい機能が必ずしもすべての人に必要という訳でもありません。
それぞれ違いを理解することで、自分に必要なのかそうではないのかを判断しましょう。
ぼくはアイロンがけの負担を無くしたかったため、ノンアイロンシャツを選びました。
ぜひ、あなたの目的に合ったシャツを選んでください。
それでは。
こちらの記事では、ぼくがAOKIノンアイロンシャツを実際に使ってみたときのシワの状態を画像付きで解説していますのでご覧ください。
ぼくはノンアイロンシャツを使い始めてから、一度もアイロンを掛けていません。妻にアイロンを掛けてもらうこともなく負担軽減に役立っています。こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
また通常あまり見ない大きいサイズもAOKIノンアイロンシャツは用意されています。
なかなか店頭に置いてなくて探すのが難しい大きいサイズのノンアイロンシャツ。AOKI SizeMAXブランドならノンアイロンシャツだけでなくビジネス服が一式揃います。こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。