「ノーアイロンシャツを使えばどのくらいお得になるの?」
本記事ではこのような疑問を解決します。
どうもこんにちは。ノンアイロンシャツでアイロン掛けが0になった”ネロ”です。
アイロン掛けが減る or 要らなくなるノーアイロンシャツ。
でもノーアイロンシャツを使うとどのくらいお得になる?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
なぜならノーアイロンシャツは一般的なシャツに比べて割高だから。
本当に高いお金を掛けてまで買う意味があるのか?損にならなのか?と考えてしまいますよね。
結論から言えば、「一般的なシャツでアイロン掛けをするよりノンアイロンシャツを買った方がお得」と言えます。
本記事を書いている時点で3年以上ノーアイロンシャツを使っているわが家で、どちらが金額的にお得かを具体的に計算した結果、上記の結論になりました。
本記事ではノーアイロンシャツを使ってどのくらいお得になっているかを解説します。
高いお金を掛けて買って損にならないのか、という縛りからあなたを解放します。
どうぞご覧ください。
タップできる目次
コストを計算する上での前提条件
まずはシャツの値段、電気代、などの各コストを計算するための数値を決めます。
ちなみにアイロンをかけるのはYシャツだけではありませんので、アイロン本体の購入価格はコストに含んでいません。
一般的なシャツとノンアイロンシャツの値段差は?
一般的なシャツとノンアイロンシャツではおよそ3,000円の価格差があります。
計算には、ぼくが実際に使っているAOKIのノンアイロンシャツ(メンズ)を使いました。
また同じ条件で比較するため一般的なシャツもAOKIのシャツで計算します。
AOKIのノンアイロンシャツ(メンズ)はおよそ5,000円前後。
AOKIの一般的な安いシャツはおよそ2,000円ちょっと。
1枚のシャツを1年間使う前提とすると、年間での差額はおよそ3,000円。
Yシャツのアイロン掛けに1年で24時間も
Yシャツのアイロンがけに掛かる時間を1年分に換算するとおよそ24時間。
株式会社はるやまの調査結果によると10人に1人がYシャツ1枚のアイロン掛けに15分以上との回答が。
10人に1人がアイロンがけに15分以上費やしていることが判明!1年で約24時間がアイロンがけに費やされている
週1回アイロンをかけた場合、1か月で換算すると2時間。1年で換算すると24時間になります。
わが家では妻がアイロンを掛けてくれています。
もっと早く、それこそ5分くらいで終わる方もいらっしゃるでしょうが、ここではぼくの妻を基準に15分で考えます。
アイロンがけには電気代も掛かる
アイロンがけに掛かる電気料金を出すための基準は、1kWhあたり22.5円としました。
つまり消費電力が1kWの電化製品を1時間使うと22.5円かかることになります。
22.5円という値は2021年3月のわが家の電気料金使用料を利用kWで割って計算しました。
なお電気料金は電力会社やプランによって違います。
多くの電力会社では基本料金+従量料金で分かれており、従量料金部分は累計使用電力による三段階制で料金が決められているのが一般的。
例えば東京電力だとこちら。
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段 (円・税込) |
---|---|
120kWhまで | 19.88円 |
120kWhを超えて300kWhまで | 26.48円 |
300kWh以上 | 30.57円 |
今回はアイロン使用時の電気料金を計算するため、基本料金以外の従量課金部分の料金から計算しました。
また電気製品の電気料金は消費電力によって変わるため、アイロンの消費電力=1kWと単純化。
アイロンの消費電力は製品によって600kW~1500kWと幅広いため、ほぼ中間の1kWを採用します。
アイロン掛け作業にかかる時給は?
アイロンかけ作業にかかる1時間あたりのコストは902円としました。
アイロンがけのコストは電気料金やシャツの値段など目に見えるコストばかりではありません。
アイロンがけに掛かっている作業時間も人件費という立派なコスト。
時給は厚生労働省が発表している都道府県の令和2年度地域別最低賃金額をもとに決定します。
都道府県ごとに差はありますが、今回は全国平均の902円を使いました。
前提条件を使ってそれぞれのコストを出す
前章で決めた前提条件を使い、ノンアイロンシャツを使った場合にどのくらいお得になるかを計算します。
具体的には一般的なシャツでアイロン掛けをするコストを計算し、ノンアイロンシャツ価格と比較してどちらがお得かを導きます。
なお1枚のYシャツを1年間使用する前提で、1年間のコストを比較しました。
一般的なシャツとノンアイロンシャツの価格差
一般的なシャツとノンアイロンシャツの価格差はおよそ3,000円。
3,000円という差額と、一般的なシャツでアイロン掛けをする1年間分のコストを比較しましょう。
アイロンがけの電気代は意外と高い
アイロンがけに必要な電気代は年間で約540円。
前提条件でアイロンの消費電力は1kWと単純化しました。
わが家の場合1kWh(1kWの電化製品を1時間つかう場合)の価格は約22.5円でした。
Yシャツ1枚当たりでアイロンがけに掛かる年間時間は24時間。
つまり、1時間あたり22.5円×24時間=540円 になります。
ちなみにYシャツ1枚当たりに掛かる時間は15分。
1時間あたり22.5円÷4=5.6円なので、Yシャツ1枚当たりの電気代は約5.6円ですね。
アイロン掛けの作業費は驚きの値段
1年間にYシャツ1枚にアイロンを掛けるために必要な作業費は21,648円。
前提条件で決めた時給902円、
Yシャツ1枚のアイロン掛けに掛かる年間時間は24時間、
をもとに計算します。
つまり、時給902円×年間作業時間24時間=21,648円。
こうやって計算してみると高機能のアイロンが買えるほどの価格に驚かされます。
一般的なシャツのアイロン掛けとノンアイロンシャツのコストを比較
前章で計算した各コストをもとに、一般的なシャツのアイロン掛けとノンアイロンシャツのコスト差を見ていきましょう。
ノンアイロンシャツの圧勝
コストを比較するとノンアイロンシャツのコストが圧倒的に安い結果に。
一般的なシャツとノンアイロンシャツの価格差は約3,000円。
一般的なシャツにアイロンをかけるコストは、
電気代 540円 + 作業費 21,648円 = 合計 22,188円。
なお家事代行などの外部サービスに依頼するわけではないから作業費はいらないという考えもあるでしょう。
でもアイロンがけで一番のストレスは手間と時間が取られること。
アイロン掛けの手間と時間を含めないと比較する意味がありません。
またアイロンがけに関する統計でもノンアイロンシャツによるストレス軽減効果は表れています。
女性の83%が家事ストレスが軽減との回答
再び株式会社はるやまの調査結果を見ていきましょう。
ノーアイロンシャツが日々の家事ストレス軽減アイテムの1つとなっていることがわかりました。男女別にみると、女性の83.0%がノーアイロンシャツによってストレスが軽減されたと回答しており、ノーアイロンシャツが「主婦の家庭内の働き方改革」の一助となっている様子がうかがえます。
前章で出したYシャツ1枚のアイロン掛けに掛かる年間コストは 21,648円。
シャツの枚数が増えた分だけ当然コストも増えます。
例えば6枚シャツがあれば年間で129,888円のコストに。
これだけのコスト=負担が数値の上だけでなく実際に楽になったことが、はるやまの調査結果からも分かります。
まとめ:ノンアイロンシャツでアイロン掛けの負担は大きく減らせる
ノンアイロンシャツを使っていても、どれくらい負担が軽くなっているかをきちんと考えたことはありませんでした。
具体的にコスト計算してみると想像以上にコストが軽減されていて驚きの結果に。
数値の面からも、実際の声を集めた統計の結果からも、ノーアイロンシャツはアイロン掛けの負担減に間違いなく効果はあります。
アイロンがけの負担を減らしたいと悩んでいる方はさっそく試してみましょう。
それでは。
こちらの記事では、ぼくがAOKIノンアイロンシャツを実際に使ってみたときのシワの状態を画像付きで解説していますのでご覧ください。
ぼくはノンアイロンシャツを使い始めてから、一度もアイロンを掛けていません。妻にアイロンを掛けてもらうこともなく負担軽減に役立っています。こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
また通常あまり見ない大きいサイズもAOKIノンアイロンシャツは用意されています。
なかなか店頭に置いてなくて探すのが難しい大きいサイズのノンアイロンシャツ。AOKI SizeMAXブランドならノンアイロンシャツだけでなくビジネス服が一式揃います。こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。