「どれくらいの距離なら可能なのか、実際に自転車通勤をしている人のリアルな意見を聞きたい。」
自宅から職場まで自転車通勤できるか心配、自転車通勤できる距離の目安が分からない、と悩んでいませんか。
本記事ではそんな悩みを解決します。
本記事を執筆している2019年時点で自転車通勤歴約13年のネロです。
自宅から職場までは8km程度で通勤時間は約40分。
実はこれまでの社会人生活の中で、通勤距離・通勤時間が何度か変わりました。
その度に自転車通勤の距離・時間も変わり色んな通勤パターンを経験できました。
本記事では実際にぼくが経験した自転車通勤パターンと状況を書いていきます。
本記事を読めば自転車通勤が可能な通勤距離の目安が分かります。
それではご覧ください。
タップできる目次
パターン① 自宅-職場までの距離3km、通勤時間15分。
社会人生活で初めて自転車通勤を始めたころ。
職場までの距離が近く若かったこともあり、健康のためやダイエットのためという目的は特になく「手軽だから」という理由で自転車に乗り始めました。
電車利用だとドアtoドアで40分以上かかる
自転車通勤に変える前、自宅から職場まで電車で通勤していたころはドアtoドアで40分以上かかっていました。
駅区間は1駅しかなかったため電車に乗っている時間はわずか3分。
なのに40分もかかるのは純粋に電車に乗っている以外の時間が多かったため。
- 家から駅まで(徒歩)・・10分
- 駅での待ち時間・・10分弱
- 電車に乗っている時間・・3分
- 駅から職場まで(徒歩)・・15分
駅から職場まで少し遠かったため徒歩で15分かかります。
駅の位置が自宅から職場方面とは反対側に位置していたため、道のりで考えると遠回りしている状態でした。
自宅駐輪場⇔職場の駐輪場のため徒歩もほとんどなし
運よく職場に駐輪場があったため、自転車通勤に切り替えると自宅駐輪場から職場の駐輪場まで自転車を使えるようになりました。
その結果、徒歩の区間が全く無くなり通勤時間が大幅に減少。
40分かかっていた通勤が約15分まで短縮されました。
自転車通勤にすることで、職場と反対方向の駅へ、また駅から職場まで反対方向に歩くもったいない時間が無くなります。
疲れはほぼ無し。
約3km、15分という短い自転車通勤時間のため疲れもほぼありません。
通勤しているというより「自宅の近所を自転車でちょい乗りしている」に近い感覚がありました。
この距離だと疲れ始める前に目的地に着くイメージです。
3kmなら通勤には全く問題なし。少し物足りないくらい。
3km程度の距離であれば自転車通勤には全く問題ありません。
疲労感はゼロではありませんが、ちょっと寄り道できる。駐輪場探しも駐車場ほど大変では無い。維持費もほとんど掛からない。とメリットの方が多いです。
むしろ運動目的、ダイエット目的で自転車通勤を始めたい方にとっては少々物足りない位でしょう。
パターン② 自宅-職場までの距離7km、通勤時間40分
次に引っ越しをした場所が職場から少し離れていて約7kmまで距離が延びました。
そのため自転車通勤に掛かる時間も40分になります。
電車利用だと1時間
次の自宅も電車通勤は可能な場所で、電車で通勤する場合の最短時間は約1時間。
電車遅延などによりもっと掛かることも多かったです。
- 家から駅まで(徒歩)・・10分~15分
- 駅での待ち時間・・10分
- 電車に乗っている時間・・20分
- 駅から職場まで(徒歩)・・15分
パターン①に比べると、自宅が職場から遠くなったため電車に乗っている時間が大きく増えました。
その結果通勤時間も長くなります。
自宅駐輪場⇔職場の駐輪場のため徒歩もほとんどなし
自転車通勤をする場合では、パターン①と変わらず自宅の駐輪場と会社の駐輪場を使用できました。
そのため徒歩の区間はほどんどありません。
ほぼドアtoドアで自転車に乗って通勤する生活です。
仕事帰りは疲れを感じることも
自転車通勤の距離が7kmとなるとさすがに疲れを感じることもありました。
なぜなら引っ越し先は自宅に向かってなだらかな上りになっている地形。
特に遅くまで仕事をした帰りは登り坂が結構つらかったです。
通勤時に自由に移動できることが大きかった
パターン②で最も自転車通勤のメリットを感じたのは「通勤時に自由に移動できる」こと。
パターン①の住まいよりだいぶ郊外に越したため、自宅周辺にお店がありません。
自宅最寄り駅から自宅まで店が無いため、電車通勤だと会社最寄駅で電車に乗った後は全く買い物ができず不便に思うことが少なからずありました。
自転車通勤なら電車の路線に関係なく自由に店に寄れるため、帰宅途中に買い物をしたり用事を済ませたりすることができるようになりました。
7kmだとしっかり運動できる
7kmの道のりでも自転車通勤は可能です。
3kmに比べると自転車に乗っている時間も大幅に増え疲労感も出てきました。
しかし運動目的、ダイエット目的の片であれば、むしろ程よい運動になります。
パターン③ 自宅-職場までの距離10km、通勤時間60分
その後さらに遠くに引っ越しして通勤距離が約10kmになります。
通勤時間も伸びて約60分になりました。
※本記事を書いている2019年時点の環境です。
電車利用だと1時間だが乗り換えが多い
パターン②と同様に電車通勤は可能な場所ですが、乗り換えが必要になりました。
またオフィスが変わったことで職場の最寄駅も変わり更に乗り換えが必要に。
- 家から駅まで(徒歩)・・10分
- 駅での待ち時間・・10分弱
- 電車に乗っている時間・・3分
- 乗り換え時間・・5分
- 電車に乗っている時間・・15分
- 乗り換え時間・・5分
- 電車に乗っている時間・・10分
- 駅から職場まで(徒歩)・・5分
パターン②に比べると職場の最寄駅から職場まではかなり近くなりました。
しかし乗り換えが多く駅での待ち時間も増えます。
トータルでの通勤時間はあまり変わりませんでしたが、乗り換えが増えたことで路線も増え、満員電車に乗り降りするストレスが増えます。
自宅駐輪場⇔職場近辺の駐輪場のため徒歩移動が少々ある
パターン③で自転車通勤をすると約60分。
オフィスに駐輪場が無く近くの駐輪場に停めているため、駐輪場から徒歩で少し時間が掛かります。
60分の内訳は自転車通勤45分、徒歩15分ほど。
そのため自転車に乗っている距離は8km程ですね。
満員電車に乗らなくてよいためストレス軽減に
パターン③の場合、電車通勤でも自転車通勤でもトータルの通勤時間はあまり変わりません。
しかしストレス具合は大きく違います。
自宅最寄り駅が満員電車で、車両数が少ないにも関わらず利用者であふれているんです。
そして乗り換えるたびに満員電車を乗り降りするストレスが。。
自転車通勤であれば満員電車のストレスは皆無。
10kmの距離でも自転車通勤はメリット多し
10kmになると自転車に乗る時間も長くなり「しっかり運動する」くらいの疲労感があります。
それでも運動した疲労感と満員電車での疲労感では比べる間でもありませんよね。
運動目的、ダイエット目的であればピッタリの距離だと感じます。
まとめ。10kmまでなら自転車通勤は十分可能。
本記事では自転車通勤距離に応じた状況を書いていきました。
3km~10kmまでの距離であれば自転車通勤は全く問題ありません。
むしろ満員電車のストレス解消、自由に移動できるなどメリットを大きく感じています。
自転車通勤と距離については色んな記事解説されていますが、どれも一般論的な内容が多いと感じます。
本記事は実際の経験を基に書いており、自転車通勤の実情を知りたい方のお役に立てる内容です。
本記事の内容が自転車通勤で悩んでいる方の助けになれば幸いです。
それでは。