黄金の夢はギャング・スター!ジョジョ5部“ブチャラティチーム”元ネタ

ジョジョの奇妙な冒険と言えば洋楽アーティスト名が登場することで有名です。

 

そんなジョジョのなかでも、この記事ではジョジョの奇妙な冒険 第5部「黄金の風」に登場するブチャラティチームのアーティストを紹介します。

第5部はイタリアンマフィアの世界が舞台。

主人公「ジョルノ・ジョバーナ」がギャングスターを夢見て、ギャングの世界でのし上がっていくという男心をくすぐりまくるお話です。

 

第5部ではギャング同士の抗争がテーマのため多くのバトルが描かれています。

そのため登場するスタンドの数・能力も格段に増えており、初めて読んだときは「次はどんなスタンドが出てくる!?」とわくわくしながら読み進めました。

 

登場人物やスタンドの元ネタ・由来を知っていると、もっともっとジョジョを楽しめます。

更には「こんなアーティストがいるんだ。」と洋楽を知るきっかけにもなります。

ぼくもジョジョから多くの洋楽アーティストを知りました。

 

それでは「ジョジョの奇妙な冒険 第5部 ”黄金の風” ブチャラティチームに登場するアーティスト」をご覧ください。

 

プリンスのアルバム「ゴールド・エクスペリエンス」

アーティスト「プリンス」

シンガーソングライター、音楽プロデューサー、作曲家、俳優など多彩な顔を持つアメリカのミュージシャンです。

ギター、ベース、ドラム、キーボードなど色々な楽器を演奏するマルチな才能の持ち主。

残念ながら2016年4月21日に亡くなりましたが、後世の数多くのアーティストに影響を与えたカリスマです。

日本のギタリスト:布袋寅泰さんもプリンスから多大な影響を受けたことを公言されています。

 

 

そんなプリンスの17thオリジナルアルバム「The Gold Experience」から、スタンド名が名づけられています。

アルバム「The Gold Experience」Track18のThe Goldで聴ける、カルロス=サンタナを思わせるプリンスの官能的なギタープレイが秀逸。

 

プリンスのギターは激しく派手に引き倒すギターではありません。

音を揺らすビブラートをいたるところで使い、曲やダンス、衣装のイメージとピッタリなエロスティックなサウンドが特徴的。

こういった聴かせるギターサウンド大好きです!

 

 

 

洋楽好きで有名な作者の荒木飛呂彦先生が一番好きなアーティストとして挙げられているのが「プリンス」です。

 

スタンド「ゴールドエクスペリエンス」

主人公ジョルノ=ジョバーナのスタンド。近距離パワー型。

拳で殴るか手で触れた対象の生命を操る能力を持ちます。

攻撃対象が受ける影響は大きく以下の3つ。

  1. 無機物に生命を与え生物を創る。創られた生物への攻撃は攻撃者に反射される。
  2. 生物(人)を殴ると感覚が暴走してすべての感覚がゆっくりと感じられる。
  3. 無機物から生命の部品を創りケガを治す。

 

ストーリー初期では①の反射、②の感覚暴走能力が使われていましたが、中盤~終盤にかけては③の治癒能力が大活躍していました。

創られた生物が攻撃やサポートを行うなど能力の応用幅が広く、バトルでは大きな戦力として成果を上げています。

モチーフのてんとう虫が何とも愛らしいですね。

 

もし現実で能力を使えたら

③の生命部品を創り傷を治す能力を使えたらけがをしても病院に行く必要が無くなりますね。

それどころか色んな生き物を創れるので、水族館や動物園に行かなくてもどんな生き物でも見れます。

子供がいたら大喜び!

 

本体「ジョルノ=ジョバーナ」

第5部の主人公「ジョルノ=ジョバーナ」。

第3部の敵「DIO」と日本人との間に生まれた子供で、本名は「汐華初流乃」(しおばな はるの)。

しおばな → ジョバーナ、初流乃 → ジョルノという少々強引なもじりで”ジョジョ”を名乗ることになります。

ストーリーではイタリア空港のチンピラ警備員がこのもじりを名づけていましたが、主人公の大事なネーミングをチンピラ警備員に任せるところが大胆!

 

若干15歳ながら頭が切れて肝も据わっているまさにボスにふさわしい人物で、ギャングチームのピンチを何度も救います。

と思ったらストーリー初期のギャング入団試験でライターの火が消えそうになりとても慌てるなど、15歳らしい一面も見えてほっとできる一面も。

 

特技は耳の穴に耳を入れてしまえること。

 

ザ・ローリングストーンズのアルバム「スティッキー・フィンガーズ

 

アーティスト「ローリングストーンズ」

1960年代前半の結成時より一度も解散することなく活動を続けているイギリス出身のロックバンド。

2019年現在もなお活動を続けるロック界の最高峰に君臨するレジェンドです。

 

ブルースをルーツとしたサウンドを支えるのはキース・リチャーズのギター。

ドラムを共に曲全体を引っ張っていくリズムギターは唯一無二と言えるでしょう。

ギタリストと言えば「俺のギターを聴け」と言わんばかりにギターソロを弾きまくるイメージが強いかもしれませんが、キースの場合はあくまでリズムギターを基本としてバンドサウンドを支配しているすごさ。

テレキャスターがこんなに似合う人もいません。

 

 

「スティッキー・フィンガーズ」は1971年に発表されたオリジナルアルバムで、全英、全米チャートで共に1位を獲得しています。

本作のジャケットデザインはアンディーウォーホルが手掛けており、発売当時のレコードジャケット表面のジッパー部分は本物のジッパーで実際に開閉できるという遊び心満点な一作。

このジッパーを使ったジャケットデザインがスタンド能力につながっていきます。

 

スタンド「スティッキー・フィンガーズ」

主人公ジョルノの上司となるブチャラティのスタンド「スティッキー・フィンガーズ」。近距離パワー型。

拳や手で触れた物や生物にジッパーを付け自由に開閉できる能力。

ローリングストーンズのアルバムジャケットにあるジッパーが、このスタンド能力のモチーフになっています。

 

敵の体に付けたジッパーを切り離して体をバラバラにしたり、壁や柱につけたジッパーを閉めながら高い場所に移動したりとっても便利な能力です。

敵は身体がバラバラになっても生きて喋れるので拷問にはピッタリ。ギャングという職業にマッチした能力でしょう。

 

 

もし現実で能力を使えたら

あらゆる場所にジッパーを付けられるので、物を隠したり収納したりするのに便利ですね。

家の貴重品を壁のなかにジッパーで隠せば絶対に泥棒に見つかりません!

 

 

本体「ブローノ=ブチャラティ」

ジョルノが所属するギャング組織「パッショーネ」の幹部「ブローノ=ブチャラティ」。

トリッキーな髪型&スーツとは裏腹に、判断力にすぐれ部下を引っ張っていくカリスマ性を持つ人物。

組織の中だけでは無く街の一般人たちからの信頼も厚いまさに理想のリーダー的存在です。

 

主人公のジョルノの夢に賭け裏主人公と言ってもいいくらいストーリーの中心人物として活躍します。

 

特技は汗をなめるとその人のウソを見破れること。

 

ピストルズ

 

アーティスト「ピストルズ」

1975年デビューしたイングランド出身の4人組パンクロックバンド。

不良少年たちで結成され反体制、反大企業を前面に打ち出した歌詞、斬新なファッション、髪をツンツンに立てた奇抜な髪型で、当時不満を抱えていた層から圧倒的な指示を得て一気にスターダムにのし上がりました。

数々のスキャンダルや暴力沙汰の話題が尽きなかったため、一昔前の”バンド=不良”というイメージの走りになったバンドと言えるでしょう。

 

バンドサウンドはまさに「シンプル」そのもの!

当時全盛期だったハードロックやプログレッシブロックで見られる超絶技巧を否定するかのように、ギターコードをかき鳴らしながら刺激的な歌詞で観衆にぶつけるサウンドです。

ベーシストのシド・ヴィシャスがベースをまっすぐに持ち口をゆがめながら弾くスタイルは、多くの若者に影響を与えました。

日本のパンクロックバンド「THE BLUE HEARTS」はピストルズの影響を受けています。

 

 

スタンド「ピストルズ」

 

弾丸に取り付き弾丸発射後に銃弾を操作する能力です。

弾丸以外は小さなものでも動かせないためパワーは無いに等しい。

 

本体のミスタが愛用するリボルバーの中にNo.1~No.7までの6体の小さなスタンド(No.4は欠番)が宿っており、それぞれ自我を持ち話も出来ます。

リーダー的なヤツ、暴れん坊で口の悪いヤツ、泣き虫なヤツなど性格がばらばらで、見ていてコントのように笑えるシーンもしばしば。

本体であるミスタのことも「ミスタ」と呼びすてにし、ミスタも「No.○」と呼び合うなど友達みたいな感覚なのでしょう。

 

ピストルズは他のメンバーとも会話ができるため、ミスタがピンチの時にはご主人様代わりに伝言を伝えたり弾丸に乗って仲間と闘ったりとかわいくも頼もしい存在です。

 

おなかを空かせないようにちゃんと食べ物をあげている。サラミが好物。

 

もし現実で能力を使えたら

日本ではそもそも銃を使えないため、一般人にはまったく役に立たないでしょう(笑)

その筋の方や銃所持が認められているアメリカなどでは大活躍!

まあ、かわいいキャラクターと一緒に住めると思えばそれだけで楽しいかも。。

 

本体「グィード=ミスタ」

 

ジョルノが所属するギャング組織「パッショーネ」の構成員「グィード=ミスタ」。

チームではお調子者でムードメーカ的存在です。

一方で戦闘では真っ先に敵に突っ込んでいくなど、頼りになる兄貴分的一面も持ち合わせています。

 

物事を「単純に考える」性格で草花の香りやワインを楽しみ日々を楽しく送ることがモットー。

逆に物事をあれこれ複雑に考えるのは余計な不安を生むため悪いことだと考えています。

この考え方はぼくも見習いたいところ。

 

ワークライフバランスを大事にしていおり、暗殺任務中でも昼休みの食事はきっちり取る徹底ぶり。

 

4という数字が病的に嫌い。

身の回りに4が関わると良くない事が起こると本気でビビっていて、ピストルズにNo.4がいないのもそのためです。

 

ムーディー・ブルース

アーティスト「ムーディー・ブルース」

イングランド出身のプログレッシブ・ロック・バンド。

「ムーディ」という名前の通り、シンセサイザーなどを前面に押し出した幻想的で情緒たっぷりなムード漂う音楽を聴かせてくれます。

オーケストラとも共演しバンド内でもフルートなどの管楽器も登場するなど、他のバンドには無いサウンドが特徴的。

まるで大作RPGで流れるBGMのような雰囲気。

 

 

ハードなギターや激しいドラムのようないかにも”ロック”というイメージとはかなり違います。

ノリノリで聴くというより、部屋でじっくりと聴き込み彼らの世界観にどっぷり浸かるような聴き方がぴったり。

世界観たっぷりのサウンドはどことなく現代の「SEKAI NO OWARI」に繋がるものを感じます。

メモプログレッシブ・ロック
1960年代後半のイギリスに登場したロックジャンルの一つ。
プログレッシブとは「前衛的」「先進的」という意味を持ち、それまでの音楽性とは異なる新しい音楽性を目指す流れを指します。
アルバム全体をコンセプト化し一つの曲とする、シンセサイザーなどの最新機器を使う、Aメロ・サビと言った概念が無く長時間の曲が多い、といった特徴があります。
代表的なバンド:ピンク・フロイド、キングクリムゾン、イエスなど

 

スタンド「ムーディー・ブルース」

ビデオのように時間を巻き戻して対象人物の過去の状況を再現できる能力。

時間を巻き戻すとムーディーブルースがその時間にその場にいた人物やスタンドに変身し、対象の状況を完璧に再現します。そう、汗や血の一滴まで。

過去にタイムスリップするわけでは無く、過去の一部を切り取って再生するイメージです。

 

過去の対象に変身するときは大きさや形も自由に変えられます。

ただし変身中は完全に無防備になるため、使いどころが難しいスタンドと言えるでしょう。

 

特殊能力タイプで直接攻撃などのパワーは人間とあまり変わりません。

ただし持続力はすさまじく十数年前まで時間をさかのぼって再現できます。

ストーリー中でもムーディーブルースの能力は敵スタンド能力の解明や、組織のボスの過去を暴く手段と言った情報収集に大活躍しました。

 

もし現実で能力を使えたら

ストーリーの情報収集と同じように、警察の犯罪捜査でめちゃくちゃ役に立ちます!

犯行現場でリプレイすれば犯人もその場で何が起きたかも確実に分かりますよね。

各地の警察にひっぱりだこになるでしょう。

ムーディーブルースがいれば時効になる事件が激減するんじゃないでしょうか。

 

本体「レオーネ=アバッキオ」

ジョルノが所属するギャング組織「パッショーネ」の構成員「レオーネ=アバッキオ」。

 

リーダのブチャラティを除くチーム内では最年長のため、チームメンバーからの信頼も厚く先輩風を吹かせています。

ブチャラティもアバッキオに対しては部下と言うより対等な立場で接しているようにも感じられますね。

一方、新入りのジョルノに対しては厳しい態度で接し、最期まで認めることはありませんでした。

 

ギャングに入るまでは警察官だったこともあり内面には熱い正義感を持っています。

また任務のために自分の手を切り落とす程の強い覚悟も。

仲間に意思を託した最期は壮絶でした!

 

 

エアロ・スミス

アーティスト「エアロ・スミス」

アメリカ出身のハードロックバンド。現在もオリジナルメンバーで活動を続けています。

日本でも大人気で、映画「アルマゲドン」のイメージが強い人も多いんじゃないでしょうか。

 

バンドをリードしているのはボーカル:スティーブン・タイラーとギター:ジョー・ペリーの二人。

 

スティーブン・タイラーの少しハスキーで力強い歌声は、一声聴いたら「それ!」と分かる程特徴的です。

トレードマーク(?)の大きな口だからこそあの歌声を出せるのでしょう。

ローリングストーンズのミック・ジャガーもそうですが、大きな口のロックスターは多いですね。

 

ギターのジョー・ペリーはバンド結成当時からスティーブン・タイラーと共にバンドを支えています。

ジョー・ペリーのギターはまさに王道ロックというべきサウンド!

少し斜めに体を傾けギターも斜めに構えて弾く立ち姿はとてもステージ映えしますよね。

ヤングギター誌の最高峰ギタリスト名鑑にもランクインしています。

 

スタンド「エアロスミス」

小型の飛行機型スタンド「エアロスミス」。

飛行機の見た目通り空を飛び機銃を発射し、レーダ機能で周囲の二酸化炭素濃度で人や動物の存在を感知できる能力。

”エアロ”のイメージから飛行機型になったのでしょうか。

 

機動力がありレーダー機能も備えているため、偵察にはピッタリのスタンド。

ストーリー中でもレーダー機能で周囲を警戒したりチームに先行してスタンドを飛ばし安全を確認するなど、その特性を生かした活躍ぶりでした。

 

スタンド「エアロスミス」を引っ込めるときには本体のナランチャが両手を広げ、まるで滑走路に着陸するようにエアロスミスがナランチャの肩に降りてきます。

ナランチャ&荒木先生のこだわりが感じられてカッコいい!

 

基本的に機銃からスタンドの弾丸を発射し攻撃しますが、時にはプロペラで攻撃することも。

人型のスタンドが多い中飛行機型のスタンドは珍しく能力も戦闘機ネタで、戦闘シーンを読んでいてとてもワクワクしました。

 

もし現実で能力を使えたら

飛行機自体の機能よりレーダー機能の方が使う機会が多そうです。

二酸化炭素を検知し周囲を探索する能力は、山や海での行方不明者の捜索にとても役立ちそうですね。

人海戦術で捜索する方法より捜索効率は跳ね上がるため、行方不明者・死亡者も減るかもしれません。

 

本体「ナランチャ=ギルガ」

ジョルノが所属するギャング組織「パッショーネ」の構成員「ナランチャ=ギルガ」。

ブチャラティチーム内では年下キャラで周りからいじられることも。

しかし実際は新入りのジョルノが年下なのにもかかわらず見た目と落ち着きから年上風を吹かせることを本人も気にしており、「俺の方が先輩」とジョルノにくぎを刺していました。

 

普段はどこかおどおどしていて自信が無さそうなキャラですが、戦闘になると一転して頼りになる存在に。

ギャングらしく度胸も据わっていてチンピラの凄味程度ではビビりません。

一方チンピラのスーツにワイン染みを付けたことには物凄くビビるなど一般人とはどこかずれています。

 

愛用のナイフをいつも持ち歩いていて、戦闘中に自分の舌を切り取った時はさずがに「ありえない!」と思いましたね。

 

学校にろくに行けなかったため勉強が苦手です。

フーゴに教えてもらって最近九九を覚えた勉強家。

 

ジミ・ヘンドリクスの曲「Purple Haze 」

アーティスト「ジミ・ヘンドリクス」

アメリカ合衆国出身のアーティスト・ギタリスト。

本名は「ジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス」で日本では”ジミヘン”の略称で親しまれていますね。

 

この場で語る必要のないほど偉大で、現代ギタリストすべてのルーツと言っても言い過ぎではないでしょう。

ジミヘン登場前はエレキギターはクリーンな音で弾くのが当たり前だった時代で、今ではロックでは当たり前の”歪みサウンド”はアンプの音が割れたノイズという認識でした。

ジミヘンがアンプのボリュームを上げて歪ませたサウンドをあえて鳴らしたことで、”ロック”というジャンルが誕生したと言えるでしょう。

 

その他にもギターを燃やす派手なステージングやフェスでアメリカのベトナム戦争を強烈に皮肉ったりと、人々の記憶に残るパフォーマンスをいくつも見せてくれました。

 

そんなジミヘンの代表曲「Purple Haze 」がスタンド名の元になっています。

 

トレードマークであるストラトキャスター+マーシャルの組み合わせで衝撃サウンドを奏でたことで、その後のロック界ではストラト+マーシャルというフォロワーが大勢生まれました。

ぼくの大好きなリッチーブラックモアもその一人です。

 

ジミヘンは左利きなので、あえて右利き用のギターに1~6弦を逆順に張り左右逆に持っている変わったスタイルです。

爆音で歪ませ激しくアームを使用した演奏は当時かなりのインパクトがあったことでしょう。

 

スタンド「パープルヘイズ」

拳のカプセルにあるウイルスで敵を朽ち果てさせる能力。近距離パワー型。

 

ジョジョのスタンドでも稀に見る凶暴なスタンド「パープルヘイズ」。

パープルヘイズから放たれたウイルスは敵味方関係なく攻撃し数十秒で全身に回ります。

またパープルヘイズは自我をもっており性格は荒く、本体であるフーゴもコントロールできないという凶悪ぶり。

 

実際に、ストーリー中でもジョルノが細菌に感染してしまいました。

ジョルノと一緒にいたオラオラ系のアバッキオがビビる程ヤバいスタンドなのです。

もっと戦闘が見たかった・・が、強すぎる!?

 

自分のよだれが足に付くと拭いてきれいにする、意外ときれい好きなヤツ。

 

もし現実で能力を使えたら

パープルヘイズのウイルス能力は・・・正直使い所が限られ過ぎます。

戦争ぐらいしか思いつきませんね。。。

いわゆるウイルス兵器として活躍することでしょう。

特殊&危険すぎるスタンドのため一般生活の場面では正直使えません。

 

本体「パンナコッタ=フーゴ」

ジョルノが所属するギャング組織「パッショーネ」の構成員「パンナコッタ=フーゴ」。

IQ152と高い知能を持つがキレやすい性格が災いしギャンクになりました。

 

普段は上品な物腰で敬語を話すなど落ち着いた雰囲気だが、一旦切れると手が付けられなくなる二面性を持っています。

ストーリー中でも、計算間違いをしたナランチャのほっぺたに迷いなくフォークをぶっ刺す鬼畜ぶり。

 

スタンド「パープルヘイズ」はそんなフーゴの暴力的な部分が表れたものと言えるでしょう。

 

しかしストーリー中では途中でチームから離脱します。

ボスに敵対する道を選んだブチャラティ達の考えが理解できず離脱、そのまま最後まで登場することはありませんでした。

いつか再登場するだろうと待っていただけにショックでした。。

 

他のメンバーはブチャラティの信念に共感しついていきましたが、フーゴは高い知能がゆえに感情より論理的な考えが強くボスと敵対するデメリットしか感じられなかったのでしょう。

信念・理想だけでは生きられないというフーゴの考えは、現実を生きるぼくたちへのメッセージなのかもしれません。

 

ボスの娘「トリッシュ」に、脱いだ上着をハンカチ代わりにされるかわいそうな面も。

 

Spice Girls

アーティスト「Spice Girls」

1994年に結成されたイギリス出身の女性5人組アイドルグループ。

女性グループとして歴代最もセールスが良かったグループです。

サッカーのデビット=ベッカム選手と結婚したヴィクトリア=ベッカムも元メンバーとして所属していたグループとして有名。

 

デビューシングル「ワナビー」で一躍世界的なスターになった彼女たち。

日本でもとても有名になって連日TVやラジオで流れていたので「この曲知ってる!」という方も多いんじゃないでしょうか。

全盛期は街のどこかで必ず彼女たちの曲が流れていましたね。

 

イギリス出身のグループではビートルズの次に広く認知されたグループと言われています。

 

スタンド「スパイスガール」

拳で殴ったり手で触れたりした物を柔らかくする能力。近距離パワー型。

 

女性タイプのかわいらしい風貌で、フーゴのパープル=ヘイズと同じく自我を持ち話もできます。

本体のトリッシュがスタンド使いになったばかりの頃は、スタンドの操り方、能力の使い方、などスパイスガールズの方からレクチャーするなど、かなりコミュニケーションをとれる珍しいスタンドです。

パープルヘイズとは異なり普段の物腰はとても丁寧で、まるで先生のように優しくトリッシュにレクチャーしていました。

一方で戦闘になると一転して「コルァーー!」といった汚い言葉で敵を罵倒する一面も。

 

女性タイプのスタンドですが戦闘力は高く、突きのラッシュで敵を吹き飛ばすほど破壊力バツグン!

物を柔らかくする能力は防御に向いていて強烈な敵の攻撃も吸収してしまいます。

 

突きのラッシュ時の掛け声は「ワアアアアアナビィィィーーー!!」。(スパイスガールズのデビューシングル)

 

もし現実で能力を使えたら

物を柔らかくする能力は一見使いどころが多そうですが、普段の生活だと正直使う場面が思いつきません。

地面をぐにょぐにょにして子供たちの遊び場にするのにはいいかもしれません。

また例えば鉄の棒を曲げるなど、固いものを変形・加工するのには役に立ちそうですね。

 

本体「トリッシュ=ウナ」

 

ジョルノが所属するギャング組織「パッショーネ」ボスの娘「トリッシュ=ウナ」。

ごく普通の一般人でしたが、ボスの秘密を探ろうとする裏切り者の暗殺チームから拉致されようと狙われるちょっとかわいそうな境遇の女の子。

ブチャラティのチームはトリッシュを護衛する任務を任されたため、彼女と常に一緒に行動します。

ところがトリッシュはそんな境遇にありながら全く弱いところを見せず、むしろギャングであるブチャラティチームメンバーを振り回す程。

 

そんな芯の強さが彼女のスタンド「スパイスガールズ」の強さに表れているのでしょう。

 

 

まとめ

本記事ではブチャラティチームの正義感の強い王道のスタンド、そのネタ元である洋楽アーティストを紹介しました。

誰もが聴いたことがある有名アーティストも多く登場しましたね。

元ネタアーティストを知り原作を読むと、より深く楽しむことができます。

 

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部 ”黄金の風” 」の漫画はコミック本で読むことができます。

 

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