「オーディブルのサービスってどんな風にかわってきた?」
「日本ではいつから使えるようになったの?」
オーディブルを使い続けていると、ふと上のような疑問が出てきて歴史を調べてみました。
ふだんからオーディブルを楽しんでいるネロです。
そこで本記事ではオーディブルの歴史を書いていきます。
オーディブルのサービスがどのように変わってきたか、いつから日本で使えるようになったのか。
いまではもう展開していないプランも分かりますので、オーディブルで何が出来るのか確認してください。
それではご覧ください。
タップできる目次
1995年『アメリカでスタート』
AudibleのはじまりはAmazonのサービスではありません。
Audibleは、1995年にドナルド・カッツがアメリカで創業しました。
その後、世界初のポータブルオーディオプレーヤーを発売します。
世界初のポータブルデジタルオーディオプレーヤーがデビュー。現在もスミソニアン博物館に保存されています。
Audibleのヒストリー
いまではmp3で音楽を聴くのは当たり前になっていますが、iPodやWalkman、現在のスマホなどの先駆けです。
オーディブルがデジタルオーディオプレーヤーの走りなのは意外でした。
2008年 『AmazonがAudible社を買収』
2008年1月31日、Amazon社がAudible社を買収します。
この時期はAmazonからkindle端末も発売され、電子書籍市場が広がっていった時代。
Amazonも電子書籍に加えてオーディオブックもサービスに組み込むことで、コンテンツを充実させ競争力を高める狙いがあったのでしょう。
米国Amazon社が2008年1月31日、オーディオブック大手のAudible社を買収することで合意したと発表しています。
「Amazon、オーディオブック大手のAudible社を買収」カレントアウェアネス・ポータル
現在のAmazonオーディブルのベースが出来上がります。
2015年『日本でのサービス開始』
2015年7月14日、Audibleサービスが日本にも上陸します。
日本は当時世界で6番目のサービス開始でした。
2015年7月14日、オーディオブック大手のAudible社が日本でのサービスを開始したと発表しています。現在、Audible社は、米国・英国・ドイツ・フランス・オーストラリアにてサービスを展開しており、日本は6カ国目のサービス提供国となるようです。
「オーディオブック大手のAudible社、日本でのサービスを開始 オトバンクもAudibleへの作品提供を始める」カレントアウェアネス・ポータル
日本上陸時から、アプリをスマホにダウンロードしオーディオブックを聴くスタイルです。
当時のアプリでも章飛ばしやブックマーク機能は備わっていたようです。
また、月額1,500円の料金設定は、2022年現在の定額読み放題と同じです。
2018年『コイン制の導入 ~聴き放題は終了へ~』
2018年8月28日、Audibleの定額聴き放題サービスが終了し、1冊ずつの購入形式へ変更されました。
ただし、月額1,500円の会員価格は変わりません。
オーディブル会員は毎月1コインを受け取り、好きな本1冊と交換できる仕組みへ移ります。
つまり、毎月1500円でどの本でも1冊聴けるということ。
お好きなタイトルを購入できるコインです。
「Audibleコインとは何ですか?」Audibleヘルプ
1コインで、価格にかかわらずタイトルを購入できます。
普段からたくさん本を聴きたい方にとっては、本を聴けるペースが落ちることになります。
代わりに、どんなに高額な本でも1,500円で購入できることが大きなメリット。
また、交換した本は解約後も聴けるようになりました。
2022年『ふたたび聴き放題に』
2022年1月27日、料金体系がコイン制から定額聴き放題へ変更されました。
聴き放題以外のタイトルも単品で購入できます。
コインでの購入ではなく、Amazonアカウントに登録した支払い方法(クレジットカードなど)での購入です。
定額制からコイン制に移行してから約4年の間に、オーディオブック市場も大きくなっていきました。
Amazonも定額聴き放題の方が収益や利用者増も見込めると判断したのでしょう。
日ごろからたくさん本を聴きたい方にとっては嬉しい変更といえます。
また同時に次の機能もサポートされるようになりました。
- ストリーミング再生
- Amazon MusicのポッドキャストがAudibleのアプリで聴けるように
ポッドキャストはぼくもよく聴いています。
Audibleのポッドキャストは、こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
まとめ:まだまだ伸びるサービス
オーディオブック市場は日本でもまだ発展途上。
聴けるコンテンツの種類や便利なサービスがどんどん増えていくことでしょう。
同時に、オーディブル以外のオーディオブックサービスも登場してきており、競争もますます激しくなると想像できます。
今後もユーザにとって使いやすい料金体系にしてほしいですね。
それでは。
圧倒的な作品数を誇るAmazonオーディオブックサービス!『Audible』
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