ライブ活動をしているとスタジオやライブで動画を録画したり音声を録音したりすることが多いと思います。
せっかく取った動画や音源はメンバーで共有したいですよね。
SDカードやUSBメモリーにファイルを入れて受け渡してもできますが、メンバーが多いと順に渡すのも大変だし時間も掛かります。
そんなときは、クラウドサービスを使うととても便利ですよ!
メンバーに直接合わなくても一斉にファイルを渡せます。
ファイルを渡すために待ち合わせをしたり渡したSDカードを返してもらう必要もありません。
この記事では 動画や音源ファイルを共有するのに便利な以下のクラウドサービスを紹介します。
- LINE
- dropbox
- google drive
また、以下の記事ではスタジオやライブで録画した動画ファイルをトラック分割して音声のみを抽出する方法を紹介しています。
fa-arrow-circle-rightスタジオやライブ動画をトラック分割して音声だけ抽出する方法を紹介!
タップできる目次
LINEでファイル共有
LINEでファイルを共有する方法が最もお手軽でしょう。
日本ではスマホを持っている人ならかなりの割合でLINEを使っていると思います。
バンドメンバーで連絡を取り合うにもLINEを使っている方が多いんじゃないでしょうか。
fa-info-circleLINEの利用率
H29に総務省が発表した「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によるとLINEの利用率は75.8% もあります。2位であるFacebookの31.9%を大きく突き放して1位です。
LINEは利用者が多く、ファイル共有のために新しくアプリをインストールしてもらう確率が低いので使いやすいです。
ここではスマホを使ってLINEのグループトークで動画ファイルを共有する方法を紹介します。
LINEをクラウドサービスという枠に含めるかどうかは微妙なところです。
一般的にはSNSという括りにされることが多いですが、ここではインターネット上のサービスという広い意味でクラウドサービスとして扱っています。
グループトークで動画ファイルを共有する
グループトーク画面を開き下部メニューの「アルバム」アイコンをタップします。
ファイルの一覧が表示されますので共有したい動画を選択して「送信」ボタンをタップします。
これだけで完了です。
とっても簡単ですね!
これでグループトークに参加しているメンバー全員でファイルを共有できます。
ただしLINEの動画送信には以下の制限があります。(※2019/1現在)
- ファイル容量は無制限
- 動画の長さは5分まで
- グループトークの動画保存期間はおよそ2週間(※非公開)
5分以上の動画を共有したり、長期間共有しておきたい場合は以下で紹介するdropboxやgoogle driveを利用すると良いでしょう。
dropboxでファイル共有
dropboxを使うと動画の長さ制限や保存期間の制限を受けることなくファイルを共有できます。
dropboxはインターネット上のファイル置場のようなイメージで、インターネット上のdropboxサービス上に自分自身の場所を作成できます。
そこに置いたファイルやフォルダのリンクを取得すると、別の人もそのファイルやフォルダを見たりダウンロードできるようになります。
ここではdropbox上でフォルダのリンクを取得し共有する方法を紹介します。
※dropboxへの登録や初期設定は色んなサイトで解説されているため割愛します。
フォルダリンクで動画ファイルを共有する
dropbox上にフォルダを新規作成します。
作成したフォルダを開き動画ファイルをドラッグ&ドロップで格納します。
一つ上の作成したフォルダに戻り、フォルダの右側メニュードロップダウンリストから「共有」を選択します。
右下の「リンクを作成」をクリックします。
リンクが作成されたら「リンクのコピー」をクリックします。
これでこのフォルダへのリンクが作成されました。
メモ帳などに張り付けるとこのようなリンク文字列がコピーされます。
このリンクを知っている人であれば誰でもフォルダ内のファイルをダウンロードできます。
LINEやメールで共有したい人にこのリンクURLを知らせてください。
google driveでファイル共有
google driveでもdropboxと同じように動画の長さ制限や保存期間の制限を受けることなくファイルを共有できます。
こちらもdropboxと同じインターネット上のファイル置場です。
google driveを使うにはgoogleアカウントが必要です。
gmailやandroidスマートフォンを使っている方はgoogleアカウントを持っていると思いますので、dropboxより登録は楽だと思います。
ぼくはandroidを使っていてgoogleアカウントを持っているため、いつもgoogle driveを使っています。
共有方法もdropboxと同じで、フォルダのリンクを取得して共有します。
フォルダリンクで動画ファイルを共有する
google drive上にフォルダを新規作成します。
作成したフォルダを開き動画ファイルをドラッグ&ドロップで格納します。
一つ上の作成したフォルダに戻り、フォルダの右クリックメニューのドロップダウンリストから「共有」を選択します。
共有設定画面が表示されますので、右上の「共有可能なリンクを取得」をクリックします。
これでこのフォルダへのリンクが作成されました。
メモ帳などに張り付けるとこのようなリンク文字列がコピーされています。
このリンクを知っている人であれば誰でもフォルダ内のファイルをダウンロードできます。
LINEやメールで共有したい人にこのリンクURLを知らせてください。
まとめ
スタジオやライブで撮影した動画ファイルや音源ファイルをメンバーで共有するにはクラウドサービスがおすすめです。
LINEが一番お手軽で簡単ですが、動画の長さや保存期間の制限があります。
その制限以上の使い方をしたい場合はgoogle drive や dropboxを使うと簡単にファイルを共有できます。
一昔前はDVDやUSBメモリーで受け渡していたことを考えると便利な世の中になりました。
ぜひ試してみてください。
それでは。