ぼくが結婚式でバンド演奏の余興をしたときに行ったこと・注意点とは?
「結婚式の余興でバンド演奏ってできるの?」
「結婚式でバンド演奏するには何が必要なのか。注意点はないか知りたい。

本記事ではこんな疑問を解決します。

どうもこんばんわ。ネロです。

 

新郎新婦にとって人生の一大イベントとなる結婚式。

披露宴の余興でバンド演奏が出来たらとても盛り上がること間違いありません。

でも結婚式場でのバンド演奏って普段あまり経験しないこと。

そもそも披露宴会場でバンド演奏が出来るのか、何を準備すればよいか悩んでいませんか。

 

ぼくは自分の結婚式で余興にバンド演奏を行いました。

快く引き受けてくれたバンドメンバーには感謝です。

 

ライブハウスでのライブに向けた準備とは全く違うことが多く、結婚式自体の準備と並行して大変だったことを覚えています。

そこで本記事では実際にぼくが結婚式でバンド演奏をした経験をもとに、必要な準備内容や注意点を解説します。

本記事を読めば結婚式の余興でバンド演奏を行うためにどんな流れで何を準備すればよいか分かりますよ。

どうぞご覧ください。

メモ  ぼくの経験なので男性目線で書いています。ご了承ください。

結婚を決めてからまずやること

結婚式②


彼女との結婚が決まったばかりにも関わらず「よし、バンド演奏の曲を決めよう!」と考えていませんか。

ちょっと待ってください、物事にはきちんとした順序があります。

特に一生の記憶になる結婚式ならなおさらです。

みんなが気持ち良い披露宴にするため順序良く準備をしましょう。

 

奥さんになる彼女のOKをもらう

はじめに一番大事な彼女との意見を揃えておきましょう。

どんな披露宴にしたいかで余興のバンド演奏が出来るかどうかも変わってきます。

 

例えば、

「披露宴は要らない、結婚式のみで良い。」

と彼女が考えているならそもそも余興自体が出来ません。

また派手な披露宴はしたくないという方もいるかもしれません。

 

彼女はこれから人生を歩んでいく大事なパートナーになります。

しっかりと二人の意見を揃えておきましょう。

 

両家の両親にも伝えておく

自分の両親と彼女の両親にも余興でバンド演奏をしたいことを話をしておきましょう。

自分たちの感覚と両親の感覚が同じとは限りません。

また結婚式などの冠婚葬祭イベントは地域によって独特のしきたりがあることも。

列席予定者によっても式の内容に影響があるかもしれません。

 

両家とはこれから家族としてお付き合いが続きますし、結婚式はこれから家族になる第一歩です。

どんな意図でどんな余興をしたいのかきちんと報告しておきましょう。

 

バンドメンバーの了解を得る

バンドメンバーへ結婚の報告を兼ねて余興の依頼をしておきましょう。

余興をお願いするということは、必然的に披露宴に出席してもらうことになります。

メンバーの列席自体がNGの場合バンド演奏ができません。

ぼくの場合、メンバーの1人が都合が付かなかったため代理で別の方へお願いしました。

 

そして可能ならきちんと対面で依頼した方がベター。

結婚式への出席は事前の準備や当日の都合など相手の予定を拘束してしまいます。

また式当日も余興の出番まではお酒も飲めないし気持ち的にくつろげません。

仲の良いメンバーであってもきちんと礼儀を通しましょう。

 

 

結婚式場選びから打ち合わせ前半に大枠を決めましょう

結婚式② (1)

余興でバンド演奏をすることが決まったら前に進めます。

結婚式に向けた具体的な準備を始めましょう。

 

バンド演奏可能な式場を選ぶ

まずは結婚式場選びから。余興でバンド演奏が可能な式場が大前提です。

式場選びの段階では、雑誌やサイトで複数の式場をピックアップし見積もりの打ち合わせを行う流れが一般的。

式場決定後、打ち合わせ後半にバンド演奏が出来ないと分かってもそこから式場変更は難しいです。

見積もりの打ち合わせ時にバンド演奏をしたい旨をハッキリ伝えておきましょう。

 

 

式場との打ち合わせの早い段階で条件を確認する

バンド演奏が可能でも式場によって実施可能な条件は違います。

例えば、演奏可能な披露宴会場、日にち、時間帯、会場の設備など要因はさまざま。

式当日の隣接会場で行われるイベントとの兼ね合いも関係してきます。

結婚式と並行して厳かなイベントが行われていると雰囲気を壊してしまいます。

 

ぼくの場合は結婚式場からこちらの条件を指定されました。

  • 披露宴の中で演奏可能な時間帯
  • 隣接会場での披露宴の静かなイベントと重ならない日時、会場

 

式場との打ち合わせ前半で会場や人数を確定させるはずです。

同じタイミングで余興バンド演奏の条件も詰めておきましょう。

 

 

バンド演奏の具体的な内容を詰める

次にバンド演奏そのものの内容を決めていきます。

披露宴全体の時間とイベントの数から逆算して演奏可能な時間が式場から提示されます。

演奏時間が決まればバンドメンバーと打ち合わせに入りましょう。

  • 曲数
  • セットリスト
  • 練習日時

などを決めていきます。

バンド演奏に与えられる時間はそれほど多くありません。

長い曲なら1曲、多くても2曲が限界でしょう。

ぼくの場合は10分間だったので2曲演奏しました。

 

機材関係で必要なことを式場に確認する

バンド演奏に必要な機材の内容もこの段階で確認しておきましょう。

一般的な会場はバンド演奏に必要な環境の全ては整っていません。

式場でどこまで準備できるかを確認してください。

また準備の流れも確認しておきましょう。

  • 機材の持ち込み可能な日時
  • 機材を保管可能な場所はあるか
  • 当日のセッティング時間はあるか
  • 式終了後の撤収はいつまで行えばよいか

 

ちなみにぼくの場合は以下の条件でした。

  • 式場で準備できるのはマイクのみで、アンプや楽器一式は持ち込みが必要。
  • 会場のコンセントが足りないため電源タップの増設が必要。
    式場に数を伝え、アンプ、エフェクター、キーボードなど計10口ほどでした。
  • バンドメンバーには当日少し早めに会場入りしてもらい事前にセッティングしてもらった。
  • 式場担当者にはあらかじめメンバー代表者の連絡先と名前を伝えておき式当日は直接連携してもらった。
  • 式終了後は当日中に機材を式場から持ち出す。
注意 新郎新婦に当日バンド演奏の準備をする余裕は全然ありません。僕の機材セッティングもメンバーへお願いしました。

 

 

打ち合わせ後半から式当日までにやること

結婚式② (2)


具体的な内容が決まったら本番に向けて走るだけです。

式の準備と並行してしんどい時期ですが本番の成功に向けて頑張りどころでしょう。

 

機材のレンタル先を探す

機材が式場にない場合、自分たちで機材を用意する必要があります。

自分たちでアンプやドラムセットなど持って入れば良いのですが、なかなか全て用意できる方は少ないでしょう。

そんな場合は楽器・機材のレンタルサービスを使いましょう。

 

必要な機材によってレンタル先は変わります。

アンプやドラムセットなど一式が必要な場合は楽器トータルでレンタルできるところへ。

楽器のみなら楽器単体でレンタルできるサービス、弾き語りに必要なギターのみ必要ならギターレンタルサービスを利用しましょう。

代表的なギターレンタルサービスの特徴は?

現代は色んなものをレンタルする時代。
ギターレンタルサービスも徐々に増えて一般的になりつつあります。
老舗から新しいサービスまで主なギターレンタルサービスを比較してみました。

 

 

 

またレンタルした機材を運搬する方法を確保しておきましょう。

レンタルサービスによっては運搬サービスがある場合もありますが、自分たちで運搬する場合は車が必要です。

機材一式だとかなりの量になるため、ミニバンやハイエースクラスが必要です。

レンタカー を利用するか知り合いに借りておきましょう。

ぼくは会場近くの音楽スタジオでアンプ一式とドラムセットを1泊レンタルしました。
運搬サービスは無かったため身内にミニバンを借りて自分たちで運搬しました。

 

 

バンドメンバーへの謝礼を用意する

バンドメンバーへの謝礼と交通費も必ず必要です。

金額は地域により相場が違うため両親や過去に式を挙げた人へ確認しておきましょう。

式場の担当者に相談しても丁寧に教えてくれますよ。

 

ぼくの場合は各メンバーに1万円ずつ。

当日朝、受け付け依頼者に預けておき、ご祝儀を受け取り席次表を渡すタイミングでメンバーへ渡してもらいました。

 

 

スタジオに入って練習する

もちろんバンドメンバーとスタジオに入り練習することも必要ですね。

スタジオ練習の際に機材の搬入やセッティングの方法をメンバーに伝えておきましょう。

 

結婚披露宴での演奏はライブハウスとは違います。

式場との取り決めや依頼事項、注意点を細かく伝えてください。

 

ぼくの場合は以下の内容を伝えました。

  • 前日にレンタル品(アンプやドラムセット)は会場に搬入し保管する
  • 当日は少し早めに会場入りしてもらう
  • 楽器を指定会場に持っていき会場指定場所に搬入してもらう
  • 電源の数、会場の演奏スペース
  • 自分の分のセッティングをお願いする
  • 披露宴終了後の機材片づけをお願いする

 

披露宴では一般的に新郎新婦入場までメンバーと顔を合わせることはありません。

前日までに段取りは済ませておきましょう。

 

結婚式当日は演奏を楽しもう

結婚式② (3)

いよいよ式本番を迎えます。

無事に終了できればこれまでの大変な準備も忘れてしまいますよ。

 

演奏を楽しむ

本番当日の演奏は笑顔で楽しみましょう。

多少失敗しても構いません。

演奏者が楽しむことで会場のお客さんも楽しんでくれます。

 

披露宴の進行スケジュールも影響する

披露宴の進み具合によっては式場の担当者から指示が入ることも。

予定時刻より遅れている場合など基本的には式場側で調整してくれます。

担当者より指示があった場合は素直に従いましょう。

 

最後の挨拶で担当者へのお礼も伝える

式の最後に新郎からの挨拶があります。

列席者へのお礼はもちろんですが、式場の担当者へのお礼も忘れずに伝えましょう。

バンド演奏を行うために打ち合わせ段階からいろいろと無理をお願いしているはず。

バンド演奏を無事に実現してくれた担当者への感謝の気持ちを最後に伝えてください。

 

 

機材の片づけ、返却も忘れずに

結婚式終了後、新婦と違い新郎はすぐに着替えが終わります。

メンバーへ機材片づけを依頼していたとしても可能なら手伝いましょう。

 

機材の返却は機材レンタルのプランや式場が保管可能かにもよります。

1泊プランの場合、当日に貸し出し元への返却まで済ませてください。

 

 

結婚式後にやること

結婚式② (4)


結婚式本番が終了したら一安心。

ただし終了後にも忘れてはいけないことがあります。

 

メンバーへお礼を伝える

バンド演奏を引き受け演奏してくれたメンバーへのお礼を伝えましょう。

準備段階から本番、後片付けまでお願いしたメンバーです。

後日忘れずに連絡をしてください。

ぼくは数日後に電話、LINEで伝えました。

 

 

式場へお礼を伝える

バンド演奏をさせてもらったことのお礼を改めて伝えます。

後日電話で連絡すれば十分です。

ぼくの場合、2日後に式費用の支払いで会場に行ったのでその際に口頭でお礼を伝えました。

 

まとめ:準備は大変だけと一生の思い出になる

仕事をしながら結婚式自体の準備と並行してバンド演奏の調整をするのは控えめに言っても正直大変です。

でも無事に本番を迎えられれば一生の思い出になりますよ。

また列席者へ意外な一面を披露できる機会にもなります。

楽器を趣味にされている方はぜひチャレンジしてみてください。

それでは。

 

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