
「趣味を続けながら転職活動ってできるの?」
「転職活動に専念するなら、趣味はしばらくお休みした方がいいな。」
と考える方も多いのではないでしょうか。
でも転職活動の時間を上手に確保できれば、趣味を続けながらの転職活動をあきらめる必要もありません。
ITエンジニアのぼくは趣味のバンドを続けながら転職活動を行い、今働いている企業へ転職できました。
趣味を続けられたことで転職活動自体のプラスになった面も少なくありません。
本記事では趣味と転職活動を両立するためのポイントを、ぼくの実体験をおりまぜながら解説します。
そしてあなたも転職活動中は趣味をあきらめなければ、という考えが変わっているはず。
それではご覧ください。
タップできる目次
趣味を続けながら転職活動をするポイント
転職活動はあなたが思っている以上に時間がかかります。
自己分析、企業調査、履歴書や職務経歴書の作成、求人企業との面談など、転職活動で必要になる作業を書き出すときりがありません。
つまり、趣味をつづけながら転職活動をするには、時間をどう確保するかが大きなポイントです。
転職活動の時間を確保する方法
転職活動を行うためには、これまで行っている”何か”の時間を削らないといけません。
一日のなかで仕事、趣味の時間に加えて、家庭があれば家族とすごす時間もとっているはず。
転職活動を始めるとさらに転職活動の時間も入ってくるため、何もしなければ1日の中からあふれてしまいます。
では何の時間を削ればよいのでしょうか。
真っ先に削るのはだらだらする時間
普段の生活を振り返ってみると、意味なくすごしている時間はありませんか?
たとえば、スマホやテレビをだらだら見ている時は、気がつけばけっこうな時間がすぎてしまうもの。
転職活動のために一番に削る時間はこのような”だらだらすごしている時間”です。
給料をもらって働いている以上、仕事の時間はそれほど削れません。
また家庭をよくしていくためには家族との時間はとても大切です。
家族との時間も減らすべきではありません。
本記事を読んでいただいているのであれば、趣味の時間もなるべく確保したいですよね。
そのためには仕事、家庭、趣味以外でスキマ時間を探しましょう。
それだけでも1時間は確保できます。
いつもは意識していないだらだら時間を探してみてください。
意外に見つかるものですよ。
趣味の時間を減らしても質を落とさない
だらだら時間を探して減らしても、まだ転職活動の時間が足りないこともあるでしょう。
しっかりスキマ時間を探しても時間が足りないのであれば、趣味の時間を制限することになります。
ただし趣味の時間を減らしたからと言って、質まで落としては意味がありません。
たとえば、楽器演奏が趣味なら効果的に練習することで短時間でも大きく上達できます。
ぼくの場合、ギターの練習を自宅でも立って練習することで短時間練習を実現しました。
ほかにも働きながら趣味の時間を確保する工夫を、こちらの記事で解説していますのでご覧ください。
ぼくは仕事をし家庭も持っているなかで社会人バンドでギターを10年以上続けています。日々の生活でギター練習の時間を確保する工夫をまとめました。
ぼくの場合はギターの練習方法を工夫しましたが、音楽以外の趣味でも効率化の方法があるはずです。
あなたに合った方法で趣味の時間を効率化して、時間を確保してみましょう。
睡眠時間を削るのはNG
趣味の時間を確保するためにやりがちなのが睡眠時間を削ること。
でも日常的に睡眠時間を削って趣味の時間を確保するのは、最もやってはいけないことです。
仕事も趣味でも最優先すべきは体調管理。
体調を崩すと、転職活動どころか現在の仕事も趣味も何もできなくなりますよね。
ぼくは以前は睡眠時間を削り、夜中にギターの練習をしていました。
でも翌日はひどい頭痛と眠気で仕事のパフォーマンスはがた落ち。
あなたが時間を確保する目的は、転職活動で希望する企業へ入社すること。
とても大きなエネルギーを使う転職活動に、睡眠不足でのぞんでは良い結果は得られませんよ。
趣味の時間は1日1時間でも十分
ここまで読んで、
「趣味の時間はそんなに削れない。」
「時間を削ると上達できなくなる。」
と思われたかもしれません。
でもはたしてそうでしょうか。
子供の習い事を考えてみてください。
習い事の時間は1日30分や1時間で、週1回程度のパターンが多いでしょう。
たった1日30分や1時間の練習でもしばらくするとものすごく上達しています。
もちろん子供だから吸収が早いこともありますが、大事なのは一度にたくさん練習することより継続すること。
趣味の時間を効率化して時間を減らしても、質を落とさず継続できれば十分楽しめます。
転職活動中に趣味を続けるメリット
趣味を続けるよりも、一旦趣味の手をとめて転職活動に専念する方が良いように感じられるかもしれません。
でも趣味を続けながら転職活動をすすめた方がよい点もあります。
ここでは、ぼくが転職活動中にも趣味を続けていて良かったと感じた点を紹介します。
気持ちのリフレッシュは積極的に
転職活動でも趣味の時間があると良い気分転換になります。
というのも転職活動はかなり長期間になることも多く、先が見えない戦いになりがち。
また求人企業への応募はほとんどの確率でお断りされるため、精神的にもけっこうヘコんでしまいます。
気持ちが落ちた時に転職活動と仕事の繰り返しだけだと、精神的にきて転職活動自体が止まってしまう悪循環になってしまうかもしれません。
そんな中でも趣味の時間に自分の好きなことに集中できれば、いい具合に意識が切り替わって頭の中がすっきりします。
必ずしも趣味である必要はないのですが、何か気分転換できること・仕事とは別に打ち込めることを持っていると転職活動もくじけずに続けられます。
企業との面接では趣味の話になる
趣味を続けていると求人先企業との面接でもアピールポイントになります。
たとえエンジニアの様な技術職であっても、企業が人を採用する基準はスキルや経験ばかりではありません。
「この人と一緒に働けるのか?」
という視点で人間性を見るためには、仕事以外の趣味などは重要なポイント。
ぼくも今の会社の採用面接では趣味のことを聞かれました。
入社後に面接官に話を聞いたところ、
「仕事をしているとストレスも多くキツい場面がどうしても出てくるため、ストレスに耐えられるだけの耐性や環境を持っているかを確認している。」
という話をされました。
転職活動の忙しいなかでも趣味を続けていることは、ストレス耐性を見る上で大きなアピールポイントです。
転職活動と趣味を両立するための注意点
転職活動も趣味もどちらも続けたい、という状況では当然気を付けるべきポイントも存在します。
ここでは、ぼくが転職活動を通して感じた注意点を解説します。
スケジュール調整は小まめに
ぼくが一番気を使ったのは仕事、転職活動と趣味のスケジュールが重ならないようにすること。
仕事、転職活動と趣味と3つの作業を同時進行していると、スケジュールが重なる可能性が高くなります。
たとえば趣味であるバンド活動のライブイベント日程は、何ヶ月前から決まっています。
そのため仕事や転職活動の突発的な予定が重なることもありました。
それぞれの時間や日程を調整しながら何とか切り抜けましたが、転職期間中には普段以上にスケジュール管理に気を使いました。
転職活動と趣味を両立するためには、スケジュール調整を小まめに行いましょう。
趣味に時間を使いすぎない
転職活動中は時間を忘れて趣味に没頭しすぎないように注意しましょう。
1日の時間は限られています。
趣味に時間をかけすぎると転職活動の時間が減るため、睡眠時間を削ることになりかねません。
そして睡眠時間を削ってしまうと、仕事や転職活動の質に影響が出てきます。
ぼくはギターを立って練習することで、1時間ほどで疲れて練習を止められるように工夫しました。
転職活動に時間を使う分、ある程度趣味の時間は減る覚悟を持っておきましょう。
まとめ:時間確保に転職エージェントをフル活用
最後にもう一つ重要なことを書きます。
本記事ではスキマ時間や趣味の時間を減らして転職活動の時間を確保することを解説しました。
転職活動の時間を確保するのと同じように、転職活動自体の効率化も大切です。
ぼくは転職活動を効率的に進められるよう、エンジニア専門のIT転職エージェントを活用しました。
転職エージェントは、あなたの希望条件にそった求人企業のピックアップや求人企業とのやり取りを代行してくれるため、転職活動につぎこむ時間を節約できます。
転職者は無料で利用できるため、こういった便利なサービスを上手に活用しましょう。
転職エージェントが代行してくれる内容や利用するメリットはこちらの記事で解説しています。
ただでさえ忙しいエンジニアが転職活動を並行するためにはプロの力を借りて効率に。
ぜひ転職の成功に結び付けてください。
それでは。
ぼくは地方で社内SEに転職し、残業を減らして家族との時間を増やせました。
ぼくが、なぜこの3つのIT転職エージェントを選んだのか、地方と社内SEに絞ってエージェントを選んだ戦略と理由も書いていますので役立ててください。
※すべて無料で利用できます。