
「忙しいエンジニアでも趣味を楽しんでいる人の対策を聴きたい。」
本記事ではこのような悩みを解決します。
こんばんは、エンジニアの仕事をしながらバンドも10年以上続けているネロです。
忙しいエンジニアの皆さんは趣味の時間を確保するのも一苦労ですよね。
ぼくも残業続きで忙しいなかで趣味のバンド活動を続けるために、いろんな工夫をしてきました。
そこで本記事ではエンジニアのぼくが実践している趣味の時間を確保する方法を紹介します。
忙しいエンジニアでも、少しでも趣味の時間を確保できるようになります。
それではご覧ください。
タップできる目次
趣味に向き合える余裕があるのか
趣味の時間を確保する方法の紹介に入る前に、まず大事なことを書きます。
本記事で紹介している内容はあくまで趣味に取り組める心の余裕がある前提。
心の余裕を判断する基準は、仕事で忙しくても「趣味の〇〇をやりたい。」と思えるかどうかです。
「家に帰っても何もやる気が起きない。」
「好きなはずの趣味にも手を付ける気にならない。」
ここまでなってしまうと趣味どころではない状態です。
まずはしっかり休養を取ってください。
趣味にあてるのはどの時間?
趣味の時間を確保するためには、ほかの時間を何かしら削る必要があります。
なぜなら一日の時間はだれでも平等に24時間。
当たり前のことですが、意外と気づけないものです。
この章では、普段の生活の中でどの時間を削るべきかを書いていきます。
『自分の時間』からムダを探す
一日のなかでまず削るべきなのは「自分の時間」。
自分の時間を振り返ってみると思ったよりムダな時間を過ごしていることに気づくはずです。
スマホでSNSやYoutubeをダラダラ見続けたことはありませんか?
TVを何となく眺めていたら深夜になってしまったことはありませんか?
そしてそんな風に時間を使ってしまった後は内心後悔していませんか?
ぼくが普段の生活の中でなるべく削っている時間はこちら。
- 何となくTVを見る時間
- だらだらゲームをする時間
- 目的なくスマホをいじる時間
もちろんテレビやスマホを全く使わないわけではありません。
大切なのは、目的なくだらだら使い続けないようにすること。
ムダな時間を削っていけば最低でも30分や1時間ほどなら確保できます。
普段の生活で何となく過ごしている無駄な時間を一番に削るようにしましょう。
家族との時間は確保する
上の項目で「自分の時間」と書いたのには理由があります。
既婚者であれば、趣味の時間を確保するために家族との時間は削らないようにしましょう。
なぜなら、家族こそあなたの生活の基礎だからです。
家族との時間を削って趣味に打ち込み過ぎると家庭が成り立たなくなりますよね。
生活を豊かにするための趣味で家庭が上手くいかなくなっては本末転倒です。
睡眠時間を削るのはデメリット大
睡眠時間を削るのはハッキリ言っておすすめしません。
睡眠不足は仕事や生活への悪影響が大きすぎるためです。
ぼくも以前は仕事で残業が多く、睡眠時間を削って夜中に趣味のギターを練習していました。
当然朝は普通通り起きて出社するため、日中の眠気や疲れは相当なものでした。
また練習して覚えた曲も睡眠をしっかりとれていないと記憶に残りにくく、憶えられない⇒練習が長くなる⇒睡眠時間が減る⇒憶えられない、という悪循環が続くこともありました。
睡眠の大切さは何となく実感はしていたものの、ある時世界的ベストセラー本「スマホ脳」を読んだことで理屈として理解します。
「スマホ脳」現代社会の問題を人間の本能という視点から解き明かしている良書です。
興味のある方はぜひご覧ください。
『朝と夜』自分にあった時間帯を
「いつ趣味をおこなうのか?」
多くの社会人は日中に仕事をしているため、朝か夜になるでしょう。
朝が良いか夜が良いかは、体質や仕事内容で変わるためあなたにあった時間帯を選びましょう。
朝・夜に向いている人とは?
■ 朝が向いている人
- 朝に強い朝型の人
- 仕事があまり朝早くない人
- 弁当や送迎など朝の用事が少ない人
- 朝楽しんで気分を上げて仕事に向かいたい人
■ 夜が向いている人
- 朝に弱い夜型の人
- 仕事が朝早い人
- 弁当作りや送迎など朝の用事が多い人
- 夜を楽しみに仕事をしたい人(朝楽しんだら仕事に行きたくなくなる人)
ぼくの場合は比較的夜型なので、夜に趣味の時間を取るようにしています。
よい睡眠で趣味の時間を有効に
本記事の前半では、趣味の時間を確保するために睡眠時間は極力削らないように、と書きました。
であれば今確保できている睡眠の質をより良くできれば、必要以上に睡眠時間をのばす必要もありません。
ここでは、ぼくが睡眠の質を上げるために行っていることを紹介します。
スマホを枕元に置いていませんか?
寝るときにスマホを枕元に置いたままにしてしまうと、よい睡眠はとれません。
それはスマホを枕元に置いておくとつい手にとって見てしまうためです。
布団に入っても、ついSNSや普段見ているサイトが気になって手に取った経験はありませんか?
そのまま長時間スマホを見てしまい、翌日がとてもしんどいんですよね。
記事前半でも紹介した「スマホ脳」によると、たとえスマホを手にとって見なくても、スマホが枕元に置いてあるだけで気になってしまい意識の一部が興奮状態になって睡眠の質が落ちるそうです。
できればスマホを寝室に持ち込まないのが理想ですが、目覚ましや緊急時の連絡を考えるとなかなか難しいところ。
そのため、ぼくは寝るときにスマホをベッドから離れたデスクに置いています。
ギタリスト限定の対策
ここまではどんな趣味でも使える時間を確保する方法を書いきました。
ここからはギターの練習限定で効率よく趣味の時間を確保する方法を紹介します。
ぼくがギター練習で行っている、”短時間で練習する”ための方法です。
「立ってギター練習」のすすめ
ギターを立って弾くように練習すれば時間を効率的に使えます。
それはギターを立って弾くと早く疲れてしまうため、疲れる前に終わるように短時間でも集中するようになるため。
実際に立って練習するようになると、座って練習するときのようなダラダラすることができないため、練習時間は2/3ほどになりました。
また演奏本番と同じ体勢で弾けるメリットもあります。
ギターは立って弾くのと座って弾くのでは感覚が全然違い、練習でも本番と同じ感覚をきたえられます。
詳しくは「ギターを練習する時間はこう作る!家庭や仕事で忙しい社会人の工夫。」でも解説していますので、興味がある方はご覧ください。
仕事の残業を減らす『ぼくの経験』
ここまで書いてきたのは、残業が多い中でも少しでも趣味の時間を確保する方法です。
でもそもそも残業が多すぎるのなら、根本的に残業を減らさないとプライベートの時間は確保できません。
ぼくもSIer時代はとても忙しく、環境を変えるため社内SEへ転職しました。
平日も休日も忙しすぎて時間がない、
でもグチっているだけでは何も変わらない、
そう考え思い切って転職して働く環境を変えました。
残業を減らすために転職を決意
SIer時代は残業が多く帰宅時間も遅かったため、工夫をした上でも趣味の時間を確保するのは難しい状況でした。
上で解説したように良くないパターンですね。
でも同じ会社のままで環境を変えるのはなかなか難しく、プライベートの時間・家族との時間を確保するために社内SEへの転職を決意します。
ぼくが社内SEへの転職を決めた理由は、「ぼくが転職を考えたきっかけは?『社内SEへのキャリアチェンジ』」で詳しく解説していますのでご覧ください。
環境を変えた先に待っていたもの
思い切って転職を決めたことで、よりプライベート時間が取れるようになりました。
というのも、SIerから社内SEに転職したことで残業がかなり減ったためです。
また家族で夕食もとれるようになり精神的にも楽になりました。
ぼくが転職を決めたことで得られたことは、「社内SEに転職して残業は減ったのか?『ぼくは確実に少なくなった』」で解説していますのでご覧ください。
まとめ:趣味のために行動してみよう
精神的に疲れやすいシステムエンジニアの方だからこそ、忙しいなかでも没頭できる趣味を持つことは大切です。
本記事で解説した趣味の時間を確保する方法は大きく2つ。
- 自分のムダ時間から趣味の時間を確保する
- 残業を減らしてプライベート時間を増やす
どちらの方法にせよ、あなた自身で行動を変えないと始まりません。
小さなことからでも動いてみると、少しずつ環境が変わりますよ。
社会人はみな忙しいでしょうが、一緒に趣味を楽みましょう。
それでは。