地方で社内SEの給料は高い?安い?現役エンジニアが実態を語る!
「社内SEの給料は安いって聞くけど本当なのかな?」


「なぜ社内SEの給料は安いの?やっぱり地方で社内SEへ転職するのは無理かな・・」
本記事ではこんな疑問を解決します。
どうもこんにちは。地方で社内SEへ転職したネロです。

 

エンジニアの転職先として人気の社内SE。

いわゆる情シスと呼ばれる職種ですが、SIerやソフトウェアエンジニアと比べると”給料が安い”のが一般的です。

ぼくは地方でSIerから社内SEへ転職しました。

しかも35歳をすぎて結婚もしていて、子供もいる状況です。

 

実際に転職活動をしてみて、そして転職先で働いて感じていることは、

「SIerに比べて社内SEの給料は安い」

ということ。

本記事では、社内SEの給料が安い理由、地方で社内SEへ転職するために大切なことを解説します。

それではご覧ください。

 

地方で社内SEの給料はどれくらい?

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エンジニア全体と比べると社内SEの年収は決して高いとは言えません。

そして地方に限定するとさらに低くなります。

根拠とした情報をもとに順に見ていきましょう。

 

産業別にエンジニアの給料の違い

まずは全産業と比べたITエンジニアの給料を見ていきます。

参考にしたのは厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

 

職種別に年収情報が記載されていますのでシステムエンジニアの2019年から3年分を見てみます。

 2019年 約563万円

 2018年 約551万円

 2017年 約548万円

 

システムエンジニア全体の年収は年々上がっていることが分かりますね。

本記事を書いている時点の2022年では580万円ほどと想定されます。

 

都道府県別の賃金はどれくらい違う?

では次に都道府県別に見た賃金を見ていきましょう。

令和2年賃金構造基本統計調査の概況を見ると以下のようにまとめられています。

都道府県別の賃金をみると、全国計(307.7千円)よりも賃金が高かったのは5都府県(東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府)となっており、最も高かったのは、東京都(373.6千円)となっている(第7図)。

 

資料を見ると東京や神奈川、大阪といった都市部では平均賃金が300万円をゆうに超えています。

一方で、東北や九州などの地方では250万円ほどと都市部とはかなり開きがあることが分かります。

たった50万円に見えますが、これは平均値なので実態の賃金はかなりの違いが出ていることでしょう。

 

社内SEの賃金統計を見てみる

エンジニアのなかでも社内SEに絞った賃金を見てみます。

残念ながら、厚生労働省の資料には社内SEというくくりでの統計はありません。

そのためIT転職エージェント大手のマイナビITエージェントの統計情報を参考にします。

政府の統計ではありませんが、大手のマイナビITエージェントに登録されている多数の求人情報からの統計なので、実態に近い傾向は得られるでしょう。

 

社内システム企画・社内SEの平均年収ですが、516万円くらいになります。
これはIT/インターネット/通信の業種の中では中の上といった位置を占めています。

 

マイナビの統計を見ると、社内SEの平均年収はだいたい516万円と書かれています。

ただし全国の求人から算出された値なので、地方の社内SEだと安くなるでしょう。

上の項目で書いた都道府県別の賃金を参考に考えると、地方の社内SEの平均年収は430万円ほどと推測されます。

ぼくが転職活動をしているときに見た求人情報でもやはりそれくらいで、500万円を超える求人はなかなかありませんでした。

転職エージェントの担当者からも、「社内SEで500万円以上の求人は簡単には見つからない。」と言われました。

 

”IT系のなかでは中の上くらい”と書かれていますが、社内SEの給料はやはり高いとは言えません。

 

なぜ社内SEの給料は安いのか

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他のIT系職種に比べて社内SEの給料が安いのは社内SEがプロフィット部門(直接部門)ではないから。

直接部門と間接部門の違いを含めて説明します。

企業の組織構造が給料に影響する

社内SEは、一般的に間接部門と呼ばれる情報システム部に所属していることが多いです。

間接部門とは収益を上げない部門のことで、総務や経理などの管理部門と同じです。

一方で、SIerなどのエンジニアは収益を上げる直接部門。

 

直接部門は利益を上げる部署のため、業績が良ければ評価も上がりボーナスや給料も上がりやすい傾向にあります。

間接部門は全社員の給料から間接部門の給料は決められることが多いです。

直接売り上げを上げる訳では無いため、目に見えて評価されにくく直接部門ほど給料も伸びません。

間接部門の情シスは会社から見るとコストになり、あまり重要視されていなかったのではないでしょうか。

 

 

社内SEへの転職は厳しい?

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ここまで地方の社内SEは給料が安いことを書いていきました。

では社内SEへの転職はあきらめるべきなのでしょうか。

 

何のために社内SEを目指すのか

収入面だけを目的にするなら、地方の社内SEは正直おすすめできません。

Web開発やコンサルなどもっと給料の良い職種をめざしましょう。

 

ぼくが考える社内SEのメリットは残業が減らせること。

もちろん100%ではありませんが、ぼくの経験でも残業は実際に減りました。

 

ぼくは残業を減らしてワークライフバランスを優先するために社内SEを目指しました。

また社内SEは実際にエンジニアの転職先で人気です。

 

給料ではない何か、を目的に社内SEをめざしましょう。

 

今後社内SEの重要性は増してくる

コロナ禍に突入した今、日本中の企業で、DX、RPA、AIなどが話題になっています。

これまで導入する機会のなかったIT技術に、どんな業界の企業も目を向けざるを得なくなりました。

またテレワークやWeb会議などIT技術を使った仕事の方法も広がっていくでしょう。

 

そこで活躍するのは企業のITインフラを支える社内SEです。

いくら優れた技術でも、全くITを知らない現場の社員は何をどう導入し活用すればよいか判断できません。

社内SEの重要性はますます増していきます。

 

地方で社内SEを目指すために

都市部ではなく地方では求人も少なく社内SEは難しいと思われるかもしれません。

でも以外と求人はあるもので、初めからあきらめるのはもったいないですよ。

例えば、工場や本社が地方にあることも少なくありません。

テレワークやWeb会議の仕組みが進み、オフィスを地方に移したりと地方での求人も新しい形になっています。

またIT人材が少ない地方の方が競争率が少ないとも考えることが出来ます。

今やどんな企業でもIT技術を全く使わないことはありません。

 

大切なのは希望に合った求人を逃さないよう常にアンテナを張っておくこと。

ぼくは「地方の社内SEに強いIT転職サイト・エージェント3つ『体験済み』」で紹介しているエージェントに登録し、求人情報をつねにチェックしていました。

登録後はずっと動きがありませんでしたが、ある時ふと自分の希望にある求人が目に留まり、そこからは内定まで一気に話が進みましたね。

無料で使えるため、”とりあえず登録”して損はありません。

 

まとめ:何のために転職するのか

本記事で書いたように、社内SEの給料はやはり高くはない傾向にあります。

ただし転職活動で大切なのは”マッチング”。

つまり、あなたの転職条件と企業の求人内容が一致するかどうかです。

焦ってマッチングしない企業に転職してしまうと、

「こんなはずじゃなかった。」

とすぐに再転職することになり、結局は時間がかかってしまいます。

 

重要なことなので繰り返しますが、給料を大幅にアップさせる目的で社内SEを目指すのはおすすめできません。

あなたは転職で何を重要視するのか、どんな条件はゆずれないのか。

しっかり条件を絞って社内SEを目指してください。

それでは。

 

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